TP-Link 「RE600XとRE605X」、「RE600X/AとRE600X」、「RE605X/AとRE605X」は違うのか?
違うとしたら何が違うのか?そんな疑問を解決します?
いや、実際に解決しているかはbimyo-
TP-Link「RE600X」について
TP-Linkから久しぶりに、新しいWi-Fi6対応中継器「RE600X」が発売されました!(2021年11月11日発売)
今回は久しぶりの「内蔵アンテナ」タイプの中継器となります。
これは、内蔵アンテナの方が見た目がスッキリしているので、それを好まれる方を意識した製品になっています。
TP-Linkは世界シェア10年連続No.1を獲得した事からも分かるように、日本に特化した製品作りはしていません。
特にTP-Link中継器の外部アンテナは横に広い海外の住宅には効果的ですが、日本はどちらかというと横よりも縦に電波を強くしたい作りの住宅が多く、アンテナを床に直角にすると通行の邪魔になるので、あまり好まれないようです。
正直、日本の奥様方は「ルーター(兼Wi-Fi親機)」を隠蔽したがりますので、中継器にしても見た目を気にする方は多い印象です。
そんな声を反映したかのような今回の「RE600X」は鬼のツノのような外部アンテナがない分、見た目はスッキリとしています。
そして「Wi-Fi6」対応の従来製品より厚み(奥行)も約1cmほど薄く、コンセント直挿しでも出っ張りが少なく邪魔にならないような日本的配慮が感じられます。
個人的にはWi-Fiというか電波ものはアンテナ命のところがあるので、見た目よりも性能重視です。
でも多数派が見た目を重視をするのであれば、メーカーもそちらに合わせざるを得ないので、今回の製品(RE600X)は、日本仕様といっても良い製品ではないかと思います。
TPlink RE600XとRE605Xの違い
アンテナ
前述のとおり、一番大きな違いは「RE600X→内蔵アンテナ」、「RE605X→外部アンテナ」という事になります。
アンテナ角度を変えて10Mbpsが100Mbpsに変わるのであれば、見た目よりも性能となるのでしょうが、中継器である以上、Wi-Fi親機から受信した電波以上の速度アップはできません。
中継器は機器単体の性能よりも、設置するおうちの形状や建材・Wi-Fi親機から届くWi-Fi電波の強度に大きく影響されますので、性能の良し悪しが分かりにくいです。
こうなると、はっきりしない性能よりも見た目で判るデザインの良さの方が重視されるのも判る気がします。
そして、普通は新しい機種の方が性能面では良くなっているはずなので、内蔵アンテナでも1つ前の機種「RE605X」より性能が上がっている事が期待されます?
筐体サイズ
アンテナを内蔵タイプにした分、筐体サイズが若干大きくなっています。
RE600XはRE605Xと比較して、高さが約2.4cm、幅が4mm大きいです。
筐体だけならRERE600Xが少し大きいですが、外部アンテナがある分、RE605Xの方が約1.7倍高くなります。
厚みは逆にマイナス1cmになっているのでRE600Xの方がコンセントに挿した時の出っぱりが減って良い感じです?
RE605X:74×46×124.8 mm(幅・奥行・高さ)
RE600X:78×36×149 mm(幅・奥行・高さ)
セキュリティ
RE605Xが「WEP, WPA, WPA2, WPA2」に対し、RE600Xは「WPA3」が追加されています。
セキュリティを気にされる方は「RE600X」をおすすめしますが、ご利用の機器との相性やルーターの設定内容によっては「WPA3」が使えない場合もありますので、その点はご留意下さいませ!
TPlink RE600XとRE600X/Aの違い
AmazonでRE600Xを選んだはずなのに何故か「RE600X/A」と表記されていて、何かスペックが違う機種なのか?と疑問に思ってしまいます。
TP-LINKの公式ページをみても、「RE600X/A」という機種はありません。
Amazonの「RE600X/A」の製品仕様をみても、「RE600X」と全く同じです。
なので単にAmazonで販売する分は「/A」がつくという整理で良いという判断になりました。
TP-LINK RE605X/AとRE605Xの違い
「RE600X/A」はそれでよいのですが、「RE600X/A」と同じページに外部アンテナの「RE605X」が選べるようになっています。
このページで選んだ「RE605X」も「RE605X/A」という機種名になります。
ところが「RE605X」は以前から販売されている為か、「RE605X/A」と「RE605X」は別のページで分けて販売されています。
販売ページが違うだけなら気にしなかったのですが、なんと価格が「1,000円」も違います。
「RE605X/A」は「8,000円」ですが「RE605X」は「6,978円」です!
こうなると「RE605X」と「RE605X/A」は製品仕様が違う可能性があります。
それとも単に半導体不足の影響で以前に製造した分は安いのか?
もし、そうだとしても1,000円の価格差がでるとは考えにくいので「RE600X/AとRE605X/A」は「RE605X」より性能が高いと想定されます。
何度も書いてますが、よほどの特売とか特殊な事情がない限り、電子機器製品の値段と性能は正比例します。
1,000円も高いのであれば、何か改善が図られていると思われますが、スペック表を見ても特に違いは無いので、現時点で詳細は不明です。
もし、判ったら追記します。
まとめ
まとめる程の内容ではありませんので、まとめるのが逆に難しいです!
でも、頑張ってまとめてみます❗
「RE600X/A」と「RE600X」は多分同じ。
「RE605X/A」と「RE605X」は多分違う。
う~ん、こんな結末でスミマセン?
怒らないでネ!
この記事は以上です(*´・ω・`)
と、さすがにこのまま終わるのは申し訳ないので、補足情報を追記します。
スペック表には載っていませんが、「ビームフォーミング」搭載を強く訴求していますので、この辺が改良されていると思われます。
「ビームフォーミング」はクライアント端末が対応していれば、その端末に向けてWi-Fi電波を送信する機能です。
その為、ビームフォーミング対応製品の方がより広範囲にWi-Fi電波を届かせる事ができます?
今度は本当に終わりです!
<合わせて読みたい>
↓スマホもWi-Fi6対応に!
↓TP-LINK中継器の価格比較
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