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〈初心者?向け〉これからは【IPv6プラス対応】の光インターネット&プロバイダーをおすすめします!

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この記事では、これから必要となる「IPv6プラス」対応の光インターネットサービスについてご案内します。

「IPv6」と「IPv6プラス」の違いについても説明したいと思います。

私は仕事がらネット回線事業者やプロバイダーの方と話す機会もありますので、知人からインターネットはどの会社(サービス)を選んだら良いのかよく聞かれます。

確かにインターネット接続サービスを提供する会社は星の数ほどありますので、どこが良いのか?どういう基準で選べば良いのかよく分からないと悩んでしまいます。

また自分で調べて比較検討するのが面倒くさい、時間がないという方も多いです。

それならこの記事を見てもらえば即解決!になればと思い書いてみました。
書いたつもりです(汗)・・・

皆さんのネット回線選びの参考になると嬉しいです♡

この記事の内容は
特に注釈がない限り
2021年5月時点の情報です。
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「IPv6」と「IPv6プラス」の違いについて

「IPv6」と「IPv6プラス」は違うの?
→違います。

「IPv6」は純粋にIPv6のみでの通信をさします。

「IPv6プラス」は「IPv4」と混在で通信できる仕組みにしているものです。

「IPv6プラス」はJPNE(日本ネットワークイネイブラー株式会社)の商標です。
各社、「IPv6/IPv4デュアルスタック方式」だったり「IPv4 over IPv6方式」といった言い回しは色々ですが混在利用できるという意味では同じ意味です。

「IPv6」のIPアドレスは約340澗♡

現在のインターネットはIPv4で普及してきました。
普段使っているインターネットの多くはIPv4の仕組みで動いています。

そしてIPv4のIPアドレス数は約43億個ありますが、これから家電などあらゆるものがネットに繋がる事を想定すると、IPv4ではインターネットの住所となるIPアドレス数が足りなくなります。

そこでIPアドレス数をほぼ無限(というと言いすぎですが)に使えるIPv6の仕組みが作られました。

IPv6のIPアドレス数はなんと約340澗(かん)個です!
聞いた事もない単位なので全くすごさが分かりません(汗)

実際の数字で表すと以下になります。
340,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000

数字にしてもよく分かりませんが、「いちじゅうひゃくせん」と数えてみてください。
途中から単位が分からなくなり数えられません(汗)

数える事ができない程の、見たこともない多い数だという事が分かりました♡

IPv6プラスは危機を救う?

これでIPアドレス枯渇の危機は回避されました。
「めでたしめでたし」といきたい所ですが、残念ながらそうはいきません。

どういう事かというと、IPアドレス枯渇の危機を救うため自分のおうちのインターネットをIPv6に切り替えたとします。

ところがIPv4とIPv6は通信ができないので今まで使えていたネットのサービスがIPv6に対応していない場合、繋がらなくなります。

前述したとおり、現在のインターネットの多くはIPv4の仕組みで動いていますので、多くのサービスが使えなくなり非常に困ります。

そこで登場したのが「IPv6プラス」です(素敵~)。

IPv6プラスは、IPv4仕様のパケットでも一旦IPv6仕様のパケットに包み込んでIPv6で通信します。IPv6仕様で送信されたデータは送信先でIPv4仕様のパケットに戻されて通信が可能になるというものです。

こうする事で現在のIPv4とIPv6が混在しているネットサービスですが、提供されているバージョンを気にする事なく利用する事ができます。

もちろんIPv6で提供されているネットサービスの場合は、IPv6のみで通信します。

この記事を読んでいる方は、通信先のネットサービスがIPv4なのかIPv6なのか分からないので不安になる方もいらっしゃると思います。

でも心配無用です!
クライアント端末とサーバーは通信をする時にバージョンの確認を取り合ってますので私達はバージョンを気にする事なく利用する事ができます♡

IPv6は何が良いのか?

トラフィックの分散

まず、利用者にとって一番身近で体感するのが通信速度だと思います。

IPv6はIPv4のデータとは分けて通信するためIPv4の混雑した時間帯にインターネットを使っても比較的スムーズに利用できます。

※トラフィックは分散していますが、サーバー側の処理能力であったり、人気サイトで極度にアクセスが集中している場合等はIPv6を使っていても速度が落ちる場合はあります。

通信方式の違い

この記事でご紹介する光インターネット事業者は、IPv6の通信方式が「IPoE」に対応しています。

今までのIPv4通信でフレッツ光等は「PPPoE」での通信方式が一般的です。

この方式だと利用者宅とプロバイダー間で「PPPoE」通信を取り持つ機器がトラフィックのボトルネックになりがちです。

「IPoE」方式に対応しているプロバイダーであれば、このボトルネック問題を大きく改善できるため、安定した通信速度が期待できます。

※但しこれは利用者宅とプロバイダー間の部分的な話しです。前項と同じでサーバーやインターネット自体が込み合っていれば通信速度低下はあり得ます。

セキュリティの違い

IPv6ではIPv4と比べインターネットで運ぶ情報の安全性が高まります。

お買い物や会員登録などで「個人情報」や「クレジットカード番号」を入力シーンは増えています。

この場合「ブラウザのSSL通信(鍵マーク)」の暗号化でセキュリティを高めていますが、IPv6では「パケットにも暗号化」が加わるため、更にセキュリティが高くなります。

将来性

前述した通り、インターネットはIPv4で発展してきましたので現在はIPv6へ移行の過渡期です。

ですが、一度IPv6への移行が加速すると一気にIPv6への置き換えが進む可能性があります。

今の状況と逆になってIPv4で提供しているサービスのほうが減る時がきます。

その時はどうあがいてもIPv6へ対応したインターネット契約や機器の変更が必要になります。

もし今このタイミングでインターネット契約を検討されているのなら、是非「IPv6プラス」に対応しているプロバイダーを選ぶことを強くおすすめします♡

後からやりかえるのは本当に大変です。
特に設定とか変更作業が発生するとモ~面倒・・・

IPv6プラス対応の光インターネット

おすすめの光インターネット事業者 7社

前置きが長くなりましたが、これからインターネット契約を検討するのなら「IPv6プラス対応」の光回線が良いという事をお伝えする為の説明でした。

さて本題の「IPv6プラス」対応の「光インターネット回線事業者」を以下に記載します。

※会社によって「IPv6プラス」の呼び方は違いますが、同等の機能を提供しています。

サービス名
(会社名)
プラン/速度下り/上り 月額料金戸建/マンション(税込) 提供地域
NURO 光
(So-net)
・G2 V/2Gbps/1Gbps 5,217円/5,217円★1 北海道/関東/東海/関西/九州の一部
auひかり
(KDDI)
・ホーム、マンション1ギガ/1Gbps/1Gbps 5,720円/4,565円★1 全国
※除く、大阪府/京都府/和歌山県/奈良県/滋賀県/兵庫県/三重県/愛知県/静岡県/岐阜県/沖縄県
ドコモ光
(docomo)
・1ギガ/1Gbps/1Gbps 5,720円/4,400円★1 全国
ソフトバンク光
(SoftBank)
・ファミリー1ギガ/1Gbps/1Gbps
 
5,170円/4,180円★1
全国
eo光
(OPTAGE)
・1ギガコース/1Gbps/1Gbps 5,448円/5,447円★1 大阪/京都/兵庫/奈良/滋賀/和歌山/福井の一部
コミュファ光
(CTC)
・1Gホーム、マンション/1Gbps/1Gbps 5,951円/5,170円★1 愛知/岐阜/三重/静岡/長野の一部
J:COM
(J:COM)
・光1Gコース/1Gbps/1Gbps 7,348円/xx円★1★2 北海道/東京/埼玉/千葉/神奈川/大阪/兵庫/福岡/熊本の一部

★マンション1Gpbsの料金です。マンションによってはサービスを提供できない場合や1Gbps未対応で100Mbps以下の場合もあります。100Mbps以下の場合は一般的に料金は低くなりますが必ずご自身でご確認をお願いいたします。
★2 J:COMのマンション向け料金は賃貸オーナー負担の0円~物件によって様々な料金設定となっていますので一覧表では表せません。個別にご確認をお願いいたします。
※月額料金は各社公式HPに記載のNETのみの最安料金。割引適用前です。

最安料金とは2年などの契約期間ありプランで月額料金を安くする代わりに更新月以外は解除料金がかかるといった条件付きプランの事です。
※光回線とプロバイダーのセット料金です。
※工事費は含んでいません。
※初期費用(契約事務手数料等)は含んでいません。
※オプション使用料(ルーターレンタル等)は含んでいません。
※利用期間に定めがある場合、期間外の解約は解除料金がかかる場合があります。
※通信速度は技術規格上の速度です。実際の通信速度を保障するものではありません。
※提供地域でもエリア外の場合があります。必ずご自身でご確認をお願いいたします。

なんだかんだで大手の会社ばかりになってしまいました。

でも通信系サービスはとても技術の移り変わりが早いというか激しいというか、とにかく変化します。

この変化に対応するには技術面だけではなく機器の更新が伴いますので資金力も必要です。

長期的に対応していく事を考慮すると、大手の通信会社じゃないと安心して紹介できません。

小さい会社がダメと言っている訳ではありませんので誤解なきよう。小さい会社でもお客様のかゆい所に手が届くお客様に寄り添ったサービスを提供している所もいっぱいある思います。

ご紹介できていない会社でも、この記事の内容を気に入って頂けたなら「IPv6プラス(または同等の機能)」に対応しているか確認して検討してみてください。

そして「IPv6プラス」に対応している時は、通信方式が「IPoE」に対応しているかも是非あわせて確認してみてください。

料金に関して

料金表記はあえて、割引適用前の価格を記載しています。

最近はキャンペーン価格を全面に打ち出して宣伝している会社が多いです。キャンペーン価格だけでみると「安い!」と思いますが、割引が終わると高くなりますし、キャンペーン価格以外に各種オプション利用が条件になっていて実際にはもっと高い料金を払わないといけなかったりが多いです。

なので、そういう不明瞭な要素はとっぱらって割引前の価格としていますので各社の公式HPに記載してある料金のほうが安くて金額が合わないと思います。

ですが、いつかキャンペーンが終わると通常料金に戻ります。この記事の料金が通常料金なのでこの料金に納得して契約していれば、いつかキャンペーンが終わって価格が上がってもビックリしなくてよくなります。キャンペーン割引は期間限定の一時的なお得分として認識しましょう!

ただし、現在主流になっている次項のスマホセット割は期間限定ではありません。

スマホと光インターネットを同じ会社でセットで使い続ける限り、ずっと月額料金が割引が適用されますので、これは使ったほうがお得です♡

スマホセット割について

月額料金の割引で最近の主流は「スマホとのセット割」です。
スマホ1台につき月額料金から1,100円(税込)の割引をしている所が多いです。

※スマホでの料金プランによっては割引0円だったり550円(税込)だったりもしますので事前の確認が必要です。

このスマホ割引をうまく使うと家族4人でスマホを持っていたら最大4,400円も月額料金がお安くなります!

年間にすると最大52,800円。これは嬉しいです♡
しかも各社今のところ、セットで使い続ける限り割引もずーっと続くとしています。

ですが、別途オプション加入が必要だったり色々条件が付いていたりします。オプションの月額料金を払っても割引額のほうが多ければ利用する価値はありますので、必ず差し引きの値差を事前に確認する事をおすすめします。

スマホセット割を使う場合の組み合わせは以下になります。

docomo利用者は → ドコモ光

au利用者は → auひかり、eo光、コミュファ光、JCOM光

SoftBank利用者は → ソフトバンク光、NURO光

新しく出ている「ahamo」や「povo」「LINEMO」や「MVNO系」のスマホはもともと料金が安いのでセット割はない場合が多いです。

スマホセット割に関しては、ご自身のスマホの契約が何なのかもまず確認する必要がありますのでご注意くださいね。

おすすめISPの「誠実」な公式HPをご紹介

前述のおすすめ7社は複数ISPに対応している所もあり、実際にISP各社の公式HPをみて、どこが誠実でユーザー目線の説明をしているかを確認しました。

この確認作業は思っていた以上に難航(涙)

なぜかというと、ISPによって特典が違うのでどうせならユーザーメリットのある所を紹介しようと思い「キャッシュバックXX円」と大きく書いてある所から見たのですが、大抵キャッチに使っている金額をもらえる所は本当に少ないです(涙)。

結局自分で計算しないといくらお得なのかも分かりません・・・

正直、何社見ても変わり映えせずあきれてきました。
誤解を恐れずに言うと有利誤認に抵触しているのではないかと思えます。

安さしか訴求できない所は提供するサービスも安いです。価値あるサービスを提供しているなら安売りしなくても売れるはずです。

そんな会社はとてもじゃないですが紹介できません。
でもこれは逆にいうと誠実で分かり易くユーザー目線のプロバイダーを紹介できれば、皆さんのお役に立てるのではないか!

という事で諦めずに確認作業を続け私の判定基準を満たしたプロバイダーが数社ありましたので、やっとご紹介にこぎ着けました!

記事のボリュームが多くなってしまいましたので、以下の別記事にまとめました。きっと分かりやすくて喜んでもらえると思えますので是非ご覧頂きたいです♡

まとめ

この記事では以下5つについてご説明しました。

  • 「IPv4」ではIPアドレスが枯渇する可能性があり、今後「IPv6」が主流になると想定される事。
  • 「IPv6」は約340澗(かん)個という数えられない程のIPアドレス数を提供できる事。
  • IPv4とIPv6は互換性がないので今後プロバイダーを選ぶ時には「IPv6プラス」に対応しているプロバイダーを選んだほうが良い事。
  • 「IPv6」は「IPv4」に比べ「低遅延」「大容量」「IPoEによるボトルネック解消」というメリットがあり混雑しにくいネット接続が期待できる事。
  • 「IPv6プラス」に対応したおすすめの光インターネット回線&ISP(プロバイダー)7社のご紹介。※保留中

この記事は以上です。皆さんのお役に立つと嬉しいです。

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