この記事は、筆者が実際に中古で購入して2年経過したLet’s note CF-SZ6の使用感を書いています。
中古パソコンは「安さ」が魅力だけど、「購入するのは怖いなぁ」「特に古い機種はどうかなぁ」と思っている皆さまの代わりに筆者の体験レポートがお役に立つと幸いです。
### Let’s note CF-SZ6の使用感
使用感について、メリット・デメリット併せてお伝えします。
起動の速さ・サクサク感
まず最初にお伝えしたい使用感は、SSD換装による起動の速さや立ち上がった後のサクサク感です。
Let’s note CF-SZ6は、2017年10月に発売されたモデルなのでもう7年ほど経つ古い機種です。
CPUはCore i5 7300Uで、CPUスコアは「3589」。
筆者が別に使っている、2023年6月に発売されたVAIOのPro PKというモデルのCPUはCore i5-1340Pで、CPUスコアは「9688」です。
ほぼ最新機種なのでCPUスコアは3倍弱と大きな差がありますが、実際の速度の体感差は殆どありません。これは旧機種であまりパワーのないCPUでもSSD換装によるレスポンスの改善のおかげです。
つまり、旧機種であまりパワーのないCPUを積んでいても負荷のかかる作業をしないのであれば、十二分に速くストレスを感じる事はありません。
何万件というデータ処理など重い作業をすれば、はっきり差がでると思いますが、Let’s note CF-SZ6はモバイル用途のモデルなので、重い作業をするのであればそもそも、もっとパワーのある製品を選びましょう!
キーボードなど
最近の安価なノートパソコンはキーストロークが浅くタイピングミスが起こりやすいですが、Let’s note シリーズはキーストロークが深めにとってあるので、タイピングがしやすい(疲れにくい)という特徴があります。
キーボードの配置もほぼ文句ないですが、ひらがなと英字の切り替えはFキーの列にあり微妙に使いにくいです。
また「FNボタン」仕様なので、自分が使いやすいように設定を変える事をおすすめします。
タッチパッドの独特な丸い形に文句はないですが、領域が狭いので少し使いづらいです。
また、マウスでいう所の右ボタン左ボタンは独立しているので押しやすいです。
インターフェースなど
小さいサイズなのに、USB3ポート/HDMI/RS232/LANポート/イヤフォンジャック/SDカードと十分な端子類が準備されています。
ただし、機種が古いのでタイプCのUSBポートがありません。最近はタイプCで充電するケースも増えているので要注意です。ちなみに私は今の所、タイプCがない事で不便を感じた事はありません。
Wi-Fi(無線LAN)は「11n(Wi-Fi4)」です。これも機種が古いので仕方ありませんが、ネット閲覧や動画視聴で不具合が起こった事はないので、全く問題ありません。
スピーカーは、オンライン会議で人の話し声は問題ありませんが、音楽は聴けたものではありません。音楽を聴くには最悪なスピーカーです。iPhoneのスピーカーのほうが数倍良いです。
もし音楽を聴く用途があるのであれば、Bluetoothでつなげるモバイルスピーカーの準備をおすすめします。
内蔵カメラもついているので、オンライン会議も問題なく使えます。最近は内蔵カメラも必須機能になってきましたね。
### Let’s noteの魅力
**モバイル用途で中古パソコンを探しているなら、PanasonicのLet’s noteシリーズは見逃せません。
耐久性とパフォーマンスに定評があり、ビジネスマンや学生からも根強い支持を受けています。
今回は、Let’s noteの実際の使用感と中古購入時のポイント、オススメの販売店を注意点を含めてお伝えします。
**頑丈で信頼性が高い**
Let’s noteは、その耐久性で知られています。
筆者は実際に購入して2年使用していますが、持ち運びの際に多少衝撃(ぷつけたりとか)があっても問題なく動いてくれていて、その堅牢な作りに安心感を覚えます。
落下や圧力に強く、ハードな環境でも長く使えるのが特徴です。
一度机から落っことして焦った事がありますが、これも故障は起こらず問題なく動いています(^_^)
Let’s noteは、パナソニックがこれまで培ってきたモバイルパソコンのノウハウが詰まっているおかげで、製品の信頼性は高いです。
**バッテリー持ちが良い**
長時間のバッテリー駆動は、モバイルワークをする人にとって大きなメリットです。
Let’s noteは、優れたバッテリー持ちで、外出先でも安心して使えます。
中古パソコンは、バッテリーの保証がない場合が殆んどで要注意なのですが、私が購入したLet’s noteは100%充電できます。正確に測った事はないですが、モバイルでバッテリー稼働で使う場合、5~6時間は余裕で持ちます。
私の場合、ネット閲覧とかエクセルの計算とか、この記事のような文字書きといった比較的負荷の少ない作業です。
そしてモバイル利用の際は、念のためバッテリーを「節約モード」にしています。「節約モード」はバッテリーを長持ちさせるのに、スゴく有効なので皆さんもモバイルの際は是非使って下さいね!
(注)稼働時間は作業内容によって変わりますので、参考でご覧下さい。
あと、バッテリーに不安な場合は、モバイルバッテリーで補うか、Let’s noteのバッテリーはAmazon等でも普通に売ってますので新品に交換できるのもメリットです。
**軽量で持ち運びやすい**
持ち運びやすさもLet’s noteの魅力の一つです。
これは実際に使って貰うのが一番分かります。本当に軽いです。カバンに入れても殆んど苦になりません。
体験談としては、今まで画面15型サイズのノートパソコンしか使って来なかったので、持ちあげた瞬間に「これ中身入っているの?外側しかないのでは???」という軽さを体感できます。
軽さとバッテリー持ちと堅牢性。これがモバイルパソコンで最も重要な選定ポイントである事は間違いありません。
Let’s noteは軽量設計でありながら、しっかりとしたパフォーマンスがあるのでオススメです!
### 中古Let’s note購入時のポイント
**状態確認**
中古パソコンを購入する際は、外観だけでなく内部の状態も重要です。
特に、バッテリーの状態やキーボードの使用感、画面のドット抜けなどをチェックしましょう。
とはいえ、オンラインショップでは確認しようがないので、納品後1週間以内の返品OKのお店で購入しましょう!
開封後でも使用後でも気に入らない場合に返品OKのお店は以下がオススメです。後述もしています。
イチオシは、中古パソコンくじらや!です。**保証の有無**
中古パソコンには保証が付いていることもあります。購入前に、保証の有無や期間を確認すると安心です。
筆者が購入したお店は、保証期間もしっかり記載されています。
怪しい曖昧な記載はありません。
筆者オススメは以下のお店です。後述もしています。
イチオシは、中古パソコンくじらや!です。**スペック確認**
目的に合ったスペックを選ぶことが大切です。
例えば、ビジネス用途なら処理速度が速いモデルや、ストレージ容量が大きいモデルが適しています。
自分のニーズに合ったスペックを確認しましょう。
筆者が購入したお店は、製品スペックが中古PC店の中ではかなり詳細に記載されています。
Amazonの某中古PC販売店のページは、製品スペックが曖昧で自分が欲しいスペックなのかさっぱり分かりません。
筆者が購入したお店は、SSDやメモリ容量も仕様の範囲内であれば増やす等のカスタマイズが相談できますので非常におススメです。
**信頼できる販売店から購入**
中古パソコンは信頼できる販売店から購入することが重要です。評価やレビューを参考にし、信頼性のある販売店を選びましょう。
それでは、筆者が実際に購入した良心的で信頼のおける2つの販売店をご紹介します。
イチオシは、中古パソコンくじらや!です。2つ目は、OA-PLAZA(オーエープラザ)です。
この2社は、どちらも老舗で長く続いているお店です。長くのはお客様の信頼を得ている証拠。
もし、購入したお店が無くなってしまうとサポートもクソモありません。この2社はなが~く続いていて消える可能性は限りなく低いです。
そして「Microsoft Office付きで低価格」であることが最も、大事なおすすめポイントです。
まとめ
色々お伝えしましたが、購入から2年経っても全く問題なく調子良く動いてくれているのは本当に重宝します。
バッテリーも耐久性があります。使う頻度にもよるでしょうが・・
最近は、さすがにLet’s note CF-SZ6はあまり見かけなくなってきました。世代交代は時の流れで致し方ないです。
後継機種のほうが性能は良いので、無理に古い機種を買うメリットはありません。もしCDやDVDを再生したい用途があるならDVDマルチスロットがついているのはメリットかもしれません。
—中古のLet’s noteは、新品に比べてコストを抑えながらも高品質なパソコンを手に入れる絶好の機会です。
しっかりとしたチェックを行い、自分にぴったりの一台を見つけてください。
モバイル利用なら、迷わずLet’s noteをおすすめします!