公式サイトの「LINE ID(アカウント)引継ぎ」は、古い記載が混ざっていたり、リンクが多すぎて分かりにくいのが難点です。
そこで、この記事では順番通りに読み進めるだけで「事前準備」から「ID(アカウント)引継ぎ」「トーク履歴引継ぎ」まで一気通貫でできるように記載しています。
最近はキャリアショップで各種データの移し替えをすると料金がかかるようになりました(-_-;)
アプリの設定までお願いすると、すぐ5,000円くらいかかってしまいますので、LINEのID引継ぎを自分で簡単に出来るように、図解入りで注意点も含めてご説明します♥️
新旧スマホが手元にある場合で、電話番号の変更なし、iPhoneからAndroidへのID引継ぎを説明しています。
AndroidからiPhoneでも手順は同じなので、参考にして頂けます。
この記事は2023年1月19日に作成し更新して掲載している情報です。
金額表記は、特に注釈がない場合「税込」です。
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LINE ID(アカウント)引継ぎの流れ
LINEのID引継ぎの注意点は、先に「元のスマホ」での「引継ぎ処理」が必要となる点です。
引継ぎの流れは以下のようになります。
QRコードで引継ぎを行う前の準備
スマホのOSとLINEのバージョン確認やLINEアカウントの登録情報確認などを行います。
新しいスマホに回線切り替え前
新しいスマホに回線を切り替える前に「元のスマホ」で「LINE ID」引継ぎ処理を行います。
「LINE ID」の引継ぎは36時間有効です。
新しいスマホに回線切り替え後
「新しいスマホ」にLINEアプリをダウンロードし、最初の立ち上げ時に「かんたん引継ぎQRコード」を選択して、引継ぎを行います。
「元のスマホ」のケータイ回線は使えない状態になっていますので、「元のスマホ」をWi-Fi等に接続しインターネットを使える状態にする必要があります。
「元のスマホ」にQRコードを表示させて「新しいスマホ」で読み取るとかんたんに引継ぎ出来ます。
Wi-Fiがない場合は、友人宅やフリーWi-Fiが使える場所に移動するか、家族のスマホにテザリングするという手もあります。
元のスマホがインターネットに接続できる環境(Wi-Fiなど)を準備しておきましょう!
元のスマホがない場合
元のスマホが壊れて使えない、紛失などで手元に「元のスマホ」がない状態の場合は、LINEのアカウント設定状態によって、出来る場合と出来ない場合があります。
これは、説明が長くなるので、別記事でご案内する予定です。
それでは、「元のスマホ」がある状態での「LINE ID」を引継ぐため準備作業に進みます。
スマホのOSバージョン確認
最初にスマホのOSのバージョンを確認します。
QRコードでのカンタン引継ぎは、以下のバージョン以上である必要があります。
◆iOS:10以上
◆Android OS:7以上
できる限り最新バージョンを使う事をオススメします。
iOSのバージョン確認方法
以下の順番に開いていくと、確認できます。
「設定(歯車アイコン)」→「一般」→「情報」→「システムバージョン」
AndroidOSのバージョン確認方法
以下の順番に開いていくと、確認できます。
[待ち受け画面]>[設定(歯車マーク)]>[端末(デバイス)情報]>[ソフトウェア情報]>[Android情報]
※Androidは、機種やOSのバージョンによって表示内容や項目名が異なります。「設定(歯車マーク)」を開いた後に該当の項目がない場合は、似ている項目名を開いてAndroidOSバージョンの記載を探して下さい。
スマホOSのバージョンが、足りていない場合、「ソフトウェアの更新」通知がある場合は更新を行います。OSのバージョンアップは、時間がかかりますので時間の余裕がある時に行いましょう。
古いスマホの場合、必要なOS バージョンに対応していない(バージョンアップ出来ない)場合があります。
この場合は、「かんたん引継ぎQRコード」は使えませんので、従来の「電話番号」などを使った引継ぎ処理になります。
この記事は、「QRコードでの引継ぎ」に特化していますので、「電話番号」などでの引継ぎ方法は別記事でご案内する予定です。
LINEのバージョン確認
スマホのOSが、条件を満たしている場合は、LINEのバージョンを確認します。これは、「かんたん引継ぎQRコード」が使えるバージョンかを確認する為です。
現在のバージョンの確認方法
アクセス方法 [ホームタブ]>[設定(歯車マーク)]>
[LINEについて(通常一番下にあります)]を開くと「現在のバージョン」を確認出来ます。
QRコードでのカンタン引継ぎは、LINEバージョン12.10.0以上で良いのですが、異なるOS間のLINEアカウント引継ぎは12.13.0以上である必要があります。
12.13.0以上の場合は、次項の「LINEアカウント(登録情報)確認」に進んで下さい。
12.13.0未満の場合は、最新のバージョンにアップデートします。
アップデートは、LINEアプリ内からは行えません。
iOSは「App Store」、Android OS「Playストア」からの対応になります。
「App Store」あるいは「Playストア」アプリを開いて「LINEアプリ」を表示すると「アップデート」のボタンが出ますので、タップしてアップデートを行います。
アップデートが終わるとボタンが、「アップデート」から「開く」に変わりますので、タップすると最新バージョンになったLINEが立ち上がります。
LINEアカウント(登録情報)確認
「元のスマホ」で「LINEアカウント」の情報が正しく登録されているか確認する作業です。
これは、「LINE ID引継ぎ」の大事なポイントなので、必ず確認しましょう。
「LINEアカウント」とは具体的には、「メールアドレス」「パスワード」「電話番号」の3つの情報になります。
上記3つの「アカウント情報」の設定をしておくと、仮にスマホを紛失してしまった時やかんたんQRコード引継ぎが出来ない時などでも、新しいスマホに「LINE ID」を引き継ぐことができるケースが増えますので、万一の時にとても助かります。
(注)上記のアカウント設定を正しく設定しても、元のスマホが手元にない時は、トーク履歴や写真・動画はバックアップをとっていなければ、復元できません。
トーク履歴は、スマホ本体に保存されている為です。
後述しますが、バックアップはiPhoneの場合「iCloud」Androidの場合「Googleドライブ」でカンタンに出来ます。
「iCloud」「Googleドライブ」は、インターネット上のストレージサービスです。
LINEの引継ぎ画面通りに進めれば、使えます。
iPhoneの「iCloud」がうまく使えない時は、iPhoneの設定で「iCloud Drive」が「オン」になっているか確認しましょう。
※確認方法「ホーム」→「設定(歯車アイコン)」→「iCloud」→「iCloud Drive」をONにします。
LINEアカウント確認方法
「元のスマホ」でLINEを立ち上げます。
【アカウントが確認できる場所】 [ホーム]タブ > 歯車マーク[設定] > [アカウント]
(注)歯車マークは、右上の場合もあります。
もし、3つの「アカウント情報」で、設定していない項目があったら全部設定しましょう!
変更も可能です。新しい情報にしたい場合は、上書きしましょう!
LINE トーク履歴のバックアップ
この記事はiPhoneからAndroidのLINE ID(アカウント)引継ぎなので、異なるOS間になります。
このOSが異なる場合は、トーク履歴の引継ぎができなかったのですが、「かんたん引継ぎQRコード」を使うと、直近14日間のトーク履歴は引継ぎができるようになりました。
「かんたん引継ぎQRコード」の場合は、トーク履歴のバックアップはしなくても、直近14日間のトーク履歴は引き継がれますが、「PINコード」だけは設定が必要です。
「PINコード」は、トーク履歴引継ぎ専用のパスワードと思って下さい。
トーク履歴のバックアップは必要ないのですが、「PINコード」の設定が「トーク履歴のバックアップ」の流れの中にありますので、併せて記載します。
(注)トーク内の画像やスタンプはバックアップや復元ができません。必要な画像はスマホ本体に保存しておきましょう。
14日間以上のトーク履歴の引継ぎが必要ない場合でも、「PINコード」の設定だけは行ってください。
トーク履歴のバックアップの種類
iPhoneは、iCloudを使ってトーク内容のバックアップができます。
バックアップの設定には、自分でバックアップを行う「手動設定」と、設定した頻度で自動的にバックアップを行う「自動設定」の2つの方法があります。
万一のスマホの故障・紛失に備える場合は「自動バックアップ」がおすすめです。
LINEトーク履歴のバックアップ設定方法
① [ホーム]>[]>[トークのバックアップ]をタップします。
② 初めてトークのバックアップを取る場合は、画面下の[今すぐバックアップ]をタップします。
③ 「バックアップ用のPINコード」の設定
初めてバックアップする場合は、次の画面で「バックアップ用のPINコード」を設定する画面になりますので、「6桁の数字」を決めて入力します。
「バックアップ用のPINコード」は、トーク履歴を復元する時に使いますので、忘れないようにしましょう!
「PINコード」の入力が終わると、バックアップが行われます。
※LINEバージョン12.13.0以上の場合、スマホが故障・紛失してしまった場合でも、スムーズにトーク履歴が復元できる「バックアップ用のPINコード」が登録できるようになっています。
バックアップが終わったら、完了です。
自動バックアップを行う場合は、以下に進みます。
自動バックアップの設定をしない場合は、次項の「元のスマホで行うLINE ID引継ぎ処理」まで進みましょう!
④ 自動バックアップの設定
自動バックアップを設定するには、[]>[トーク履歴のバックアップ]内にある[バックアップ頻度]をタップして、自動でバックアップする頻度を選択すれば設定完了です。
↓お好みのバックアップ頻度を選択します。
これで、「トーク履歴のバックアップ」は完了です。
元のスマホで行うLINE ID引継ぎ処理
「アカウント情報確認」と「トーク履歴のバックアップ(PINコードの設定)」が終わったので、事前準備は完了です。
この項目では「元のスマホ」で「LINE IDの引継ぎ処理」を行います。
「元のスマホ」で、LINEを立ち上げ「ホーム」→「設定(歯車マーク)」→「アカウント引継ぎ」の順に開きます。
開いた画面で「アカウントを引き継ぐ」を「ON」にします。
この設定を行ってから、36時間以内に新しいスマホでの引継ぎ設定をする必要があります。
もし36時間を超えてしまったら、もう一度「元のスマホ」で設定をONにすれば、何回でもできますので問題ありません。
新しいスマホでのLINE ID設定
機種変更の場合は、「元のスマホ」から「新しいスマホ」にSIMを入れ替えて「新しいスマホ」を立ち上げると各種初期設定が始まりますので、端末の画面の指示に従って初期設定を完了させましょう。
初期設定が終わり、「新しいスマホ」が使える状態になったら、「LINEアプリ」を「PLAYストア」からダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了したら「LINE ID」の引継ぎを行います。
「LINE ID」の引継ぎは、QRコードを利用して行うのが、最も簡単です。
QRコードの場合は、前述のバックアップ用「PINコード」を設定していれば、異なるOS間でも、トーク履歴をバックアップしていなくても、直近14日間のトーク履歴を復元できます。
直近14日間以上のトーク履歴は、同じOS間であれば、「トーク履歴のバックアップ」をすれば、全てのトーク履歴を復元する事ができますが、本記事はiPhoneからAndroidの異なるOS間の引継ぎなので引継ぎできません。
QRコードを使ったLINE ID引継ぎ
1.新しい端末でLINEを起動し、[ログイン]をタップ
2.[QRコードでログイン]を選択します。
[画面下のQRコードをスキャン]をタップします。
3.「元のスマホ」でQRコードを表示
元のスマホでLINEを起動し、[ホーム]>[設定(歯車アイコン)]>[かんたん引き継ぎQRコード]を選択します。
QRコードを表示します。
4.「新しいスマホ」でQRコードをスキャンする
利用していた端末で表示させた「かんたん引き継ぎQRコード」を新しい端末でスキャンします。
5.「元のスマホ」で本人認証を行う
QRコードをスキャンしたあと、利用していた端末では「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」と表示されるので、[次へ]をタップしてください。
次の画面で、元のスマホのロックを解除することで、所有者であることが確認され引継ぎができます。
LINE「トーク履歴」の復元
「新しいスマホ」に戻り、「トーク履歴の復元」の画面になりますが、「スキップ」をタップします。
異なるOS間(iPhoneからAndroid)の引き継ぎの場合は、[スキップ]をタップすれば、直近14日間のトーク履歴が復元されます。
これで、「LINE ID」「トーク履歴」の引継ぎは完了です。
お疲れ様でした!
「かんたん引き継ぎQRコード」は準備は少し面倒ですが、引継ぎはパスワード等の入力もなく簡単です。
「かんたん引き継ぎQRコード」でのアカウント引き継ぎができない方は、従来の電話番号、Apple ID、Facebook IDによる認証を行い、引き継ぎをしてください。
<参考>引継ぎできないもの
同じOS間でも引継ぎできないもの
・通知音の設定
・トークルームごとの通知設定(通知ON・OFF)
異なるOS間で引き継げないもの
・通知音の設定
・購入済みのLINEコイン残高
・LINE Outのチャージ済みコールクレジット
・トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)
・15日以上前のトーク履歴
LINE ID(アカウント)引継ぎのまとめ
iPhoneからAndroidへの「LINE ID(アカウント)」引継ぎの手順を一気通貫で、ご説明しました。
このページの順番通りに手続きすれば、引継ぎが簡単に終わるようなページ構成にしました。
AndroidからiPhoneも多少画面構成は違うものの、「iCloud」のところが、「Googleドライブ」に変わるだけなので、参考にしていただけます。
いずれにしても、キャリアショップでのデータやアプリの移し替えが有料サービスになってしまい、1,000円~5,000円程度の料金がかかります。
移し替えをお願いする内容によって料金が変わります。
移し替えをするデータやアプリの数が多いと料金は上がっていきます。
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給料はあがらず物価だけは上がるという状況ですので、「経費削減の一助」になると嬉しいです。
【おまけ】通信コスト削減のススメ
前述のとおり、インフレだけ進んで給料は上がらない状態が続くのであれば、支出を減らさないと赤字家計になってしまいます。
ひところよりは下がったと言われる通信費ですが、まだまだ家計の中では大きなウェイトを占めているご家庭が多いのも事実です。
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家族4人なら8,000円~12,000円/月の通信コスト削減が可能です。
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この記事は以上です。
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