Wi-FiルーターがWi-Fi6対応なら、スマホもWi-Fi6にしたい衝動に駆られるのは私だけでしょうか?
私はiPhoneも好きですが、メインスマホはAndroidなので、Wi-Fi6対応Androidスマホを探していた時に、気づいてしまったのです。
そう!
Wi-Fi6対応androidスマホを探すのがとても面倒な事に!
スマホは、カメラやディスプレイやバッテリーのスペックは大きく書かれていますが、なぜか「Wi-Fi6対応」と大々的に宣伝しているスマホは見たことがありません。
同じ通信機器であるWi-Fiルーターは、Wi-Fiスペックを前面に押し出して訴求しているので、みんな関心をもって購入しますが、肝心のスマホは「Wi-Fi5のまま!」という事が多いです。
ネットワークは繋がっているので、一部だけ良くしても速くはなりません。
という事で、今後もWi-Fi6対応スマホを探す時に、自分の備忘録としても役に立つので、まとめておこうと思い立ったのは良いけれど、かなり面倒臭い作業になってしまい後悔しながらこの記事を書いています。
この記事は2022年12月4日時点の情報です。
金額表記は、特に注釈がない場合「税込」です。
<広告表記について>
「本ページは、アフィリエイトプログラムによる、広告バナー・宣伝・PRなどのプロモーションが含まれています」
サイト運営に必要な費用を広告収入から得ていますので、役に立つ情報だった場合は、ぜひ本サイトから「格安SIMサービス」をお申込みくださいませ(`・ω・´)b
【ソフトバンク】Wi-Fi6対応Androidスマホ全機種一覧
下表に、ソフトバンクの公式サイトに掲載されているandroidスマホの全機種をまとめました(販売終了している機種もあります)。
androidスマホは26機種掲載されていて、Wi-Fi6対応は13機種です。
CPU(SoC)のマルチ性能順に並べています。
表を見ていただければ分かりますが、Wi-Fi6対応のandroidスマホはハイエンド端末だけです。
ソフトバンクは公式サイト掲載のちょうど半数がハイエンド端末で、選択肢はまずまずあります。
「Wi-Fi」の項目で「ax」となっているのが、「Wi-Fi6」対応です。
「ac」は「Wi-Fi5」になります。
性能 | 機種名 | Wi-Fi | 発売日 |
S高性能 | LEITZ PHONE 2 | ax | 20221118 |
S高性能 | Xperia 5 IV | ax | 20221021 |
S高性能 | Xperia 1 IV | ax | 20220603 |
S高性能 | AQUOS R7 | ax | 20220708 |
S高性能 | Xperia 5 III | ax | 20211112 |
S高性能 | LEITZ PHONE 1 | ax | 20210716 |
S高性能 | AQUOS R6 | ax | 20210625 |
S高性能 | Xperia 1 III | ax | 20210709 |
S高性能 | Google Pixel 7 Pro | ax | 20221013 |
S高性能 | Google Pixel 7 | ax | 20221013 |
A高性能 | Google Pixel 6a | ax | 20220728 |
A高性能 | Google Pixel 6 Pro | ax | 20211028 |
A高性能 | Google Pixel 6 | ax | 20211028 |
B高性能 | AQUOS zero6 | ac | 20211008 |
B高性能 | AQUOS sense7 plus | ac | 20221007 |
B高性能 | Xperia 10 IV | ac | 20220708 |
B高性能 | シンプルスマホ6 | ac | 20220708 |
B高性能 | BALMUDA Phone | ac | 20211126 |
B高性能 | razr 5G | ac | 20210326 |
B高性能 | Google Pixel 5 | ac | 20201016 |
B高性能 | AQUOS sense5G | ac | 20210210 |
C普通 | Redmi Note 9T | ac | 20210226 |
C普通 | arrows We | ac | 20211203 |
C普通 | Xiaomi Redmi Note 10T | ac | 20220422 |
C普通 | OPPO A55s 5G | ac | 20211124 |
D低性能 | シンプルスマホ5 | ac | 20200904 |
CPU性能について
「性能」の項目の説明です。
ベンチマークアプリ「Geekbench 5」のマルチコアスコアを用いています。
U(ウルトラ)高性能
(勝手に名付けているので一般的には通用しません)
■マルチ性能スコア4000以上
4000を超えている端末は数少なく、まさにウルトラと呼ぶにふさわしい端末です。主に以下のような機種になります。
・iPhone14シリーズ:Apple A16 Bionic
・iPhone13シリーズ:Apple A15 Bionic
・iPhoneSE(第3世代):Apple A15 Bionic
・iPhone12シリーズ:Apple A14 Bionic
・ASUS ROG Phone 6:Snapdragon 8+ Gen1
・Galaxy Z Fold4:Snapdragon 8+ Gen1
・Galaxy Z Flip4:Snapdragon 8+ Gen1
など
現時点では、ソフトバンクの公式サイトにウルトラ高性能のandroid機種はありません。
iPhoneシリーズ(12以上)でのみ対応しています。
S(スーパー)高性能
(勝手に名付けているので一般的には通用しません)
■マルチ性能スコア3000以上
ハイエンド端末の中でも上位に位置する端末です。
iPhoneでいうと、iPhone11シリーズ(Apple A13 Bionic)になります。
androidは、Xperia 5 IV/Xperia 1 IV(Snapdragon 8 Gen1)、Google Pixel 7 Pro/Google Pixel 7 Pro(Google Tensor G2)等になります。
ソフトバンクにないandroid機種では、Xiaomi 12 Pro/OPPO Find X5 Pro/Galaxy S22 Ultra/Galaxy S22(Snapdragon 8 Gen1)等になります。
A高性能:マルチ性能スコア2000以上
3~4年前くらいは、ハイエンド端末の最高スペックでした。
iPhoneでいうとXS・XS Max・XR(Apple A12 Bionic)。
androidでは、Google Pixel 6/Google Pixel 6 Pro/Google Pixel 6a(Google Tensor)等になります。
多少重いゲームでもこなせる処理能力です。
普段使いでは、全くストレスを感じません。
ソフトバンクにないandroid機種では、Xiaomi Mi 11 Lite 5G(Snapdragon 780G 5G)/Galaxy S10(Snapdragon 855)等になります。
B(一応)高性能:マルチ性能スコア1800以上
今回のWi-Fi6という意味では、ここから非対応になります。
なので、最近のハイエンド端末とミドルレンジ端末の中間くらいをイメージして頂ければ良いかと思います。
普通にしてしまうには可哀想な、ちょっとだけ高性能な端末です。
一般的なゲームならこなせる処理能力です。
C普通:マルチ性能スコア1000以上
エントリーモデルの端末になります。
軽いゲームならこなせる処理能力です。
D低性能:マルチ性能スコア1000以下
シニアの方のスマホデビュー向け端末の位置づけ。
普通に使っていても動きが遅く、一般的な利用者には少しストレスがかかります。
まとめ
ソフトバンクのWi-Fi6に対応しているAndroidスマホを、CPU(SoC)性能順に並べてご紹介しました。
見て頂いた通り、基本はハイエンド端末じゃないとWi-Fi6は搭載されていません。
全て10万円以上するので、お値段もハイエンドです。
表には記載していませんが、もしeSIMで手軽にサブ回線をいれて、デュアルSIM運用を考えている場合、eSIM対応機種は以下です。
・LEITZ PHONE 2
・Xperia 5 IV
・Xperia 1 IV
・AQUOS R7
・Google Pixel 7 Pro
・Google Pixel 7
・Google Pixel 6a
・Google Pixel 6 Pro
・Google Pixel 6
更に、サブ回線はできれば、バックアップ用に他キャリアを使いたいですが、他キャリアの全周波数に対応しているのは、以下3機種です。
・Xperia 1 IV
・AQUOS R7
・Google Pixel 7 Pro
※5Gのミリ波まで対応している機種
5Gのミリ波はありませんが、Sub-6とNRに対応しているのは、以下6機種になります。
・LEITZ PHONE 2
・Xperia 5 IV
・Google Pixel 7
・Google Pixel 6a
・Google Pixel 6 Pro
・Google Pixel 6
上記9機種でお好みの機種があれば、スペックは十分なので、購入して後悔する事はないです。
私個人的には、「Google Pixel 6a」「Google Pixel 7」がおススメ機種になります。
ミドルレンジとハイスペックの中間に位置する端末ですが、10万円を切って「Wi-Fi6」が搭載されている貴重な機種になります。
特に「Google Pixel 6a」は、価格面では大変お手軽(割引なしで5万円台)でありながら、CPU性能ではiPhoneXS・XS Max・XR(Apple A12 Bionic)、Galaxy S10(Snapdragon 855)の上をいきますので、私的にはかなりおススメです。
更には、国内大手4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の主要周波数に対応していますので、仮に乗り換えをしたくなった時に、どのキャリアでも使う事ができるのは優れたメリットです。
(注)5Gの「ミリ波」と「Sub-6」でドコモだけが使っているn79(4.5GHz)は非対応です。
現時点では、5Gに特化した使い方でない限り利用に支障がでる事はないでしょう。
「Google Pixel6a」の取り扱いがあるのは、「ソフトバンク」「au」「Googleストア」「Amazon」などです。
軽く覗いた所では、「Googleストア」を除いて、割引が入ると40,000円台で購入可能です。
ところが12月に入り、格安SIMの「IIJmio」で取り扱いが始まりました。
「MNP限定特価」で「一括39,800円(税込)」と、唯一4万円を切った価格となっています。
「未使用 新古品」の扱いなので、定期的に仕入れがある訳ではないと想定されますので、気になる方は早めに↓要Check↓です。
■Amazonで販売されているPixel 6aは↓以下↓から確認できます。
amazon公式サイト「Google Pixel」
あと、私はGalaxy S10を使っていますが、Wi-Fi6に対応しています。
スペック的にはPixel6aに若干劣りますが、CPU「Snapdragon 855」を搭載していて、「A高性能」端末です。
今まで、処理速度でストレスを感じた事はありません。
私はあまり重たいオンラインゲームはやりませんが、3Dでかなり負荷がかかる「うま娘」を「通常モード」で遊べるスペックです。
android12に対応しており、まだまだ現役のハイスペック端末として使う事ができます。
中古端末でも良ければ、性能面ではおススメです。
Galaxy S10は、現時点では、格安SIMのIIJmioのMNP乗換えで、14,800円という安さで手に入ります。
美品中古で、一時期欠品していましたが、最近は復活しています。
注意点はドコモ版なので、ドコモ回線にしか周波数が対応していません。
IIJmioは「マルチキャリア対応」なので、「ドコモ回線」「au回線」を選べるので、間違えずに「ドコモ回線」を選択すれば利用する事ができます。
■IIJmioの公式サイトは↓以下のバナー↓から確認できます。
家で子供や家族から、Wi-Fiが遅いと文句言われてイラっとした事ありませんか?
それで、Wi-FiルーターをWi-Fi6対応に切り替えて、かなり改善した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そして次なる野望は、スマホのWi-F6化で家庭内ネットワークのオールWi-Fi6の完成!
という事で、これからスマホを買う時は、Wi-Fi性能も是非検討材料に加えてほしいです。
そうすると、Wi-Fiが遅くてイラっとする事なく、テレワークもはかどり、QoL(クオリティ オブ ライフ)が上がって幸せな毎日が訪れる事でしょう(^○^)
〈合わせて読みたい〉
↓ドコモのWi-Fi6対応Android全機種の記事です。
↓auのWi-Fi6対応android全機種の記事です。
↓パソコンをWi-Fi6化する記事です。
↓家庭内のWi-Fi6を強化する記事です。
↓Wi-Fi5とWi-Fi6の速度の違いが分かる記事です。NURO光で書いてますが、別の光回線でも参考にして頂けます。
この記事は以上です。