【元プロ解説】HISモバイルを契約する前に確認すべきスマホの周波数!

16_HISモバイル

スマホは買い替えず、SIMだけで通信キャリアを乗り換える場合の注意点として、ご自分のスマホが乗り換え先キャリアの周波数に対応しているかを確認する必要があります。

周波数(バンド)があっていないスマホは使えませんので、契約してから「困った!」とならないように、この記事では、周波数(バンド)の確認方法を解説します。

この記事は、2022年8月2日時点の情報です。

結論 iPhoneは○、Androidは注意

HISモバイルの公式サイトでiPhoneは、iPhone 6sから動作確認端末となっています。

iPhoneは、キャリア別に対応周波数を変えていないので、どのキャリアや販売店で購入した端末でも問題なく使えます。

ですが、Androidスマホは、注意が必要です。

何故なら、HISモバイルは、ドコモの通信設備を使っていますので、ドコモ以外のキャリアや販売店で購入したAndroid端末の場合、ドコモの周波数に対応していない可能性があるからです。

ドコモの主要周波数(バンド)に対応していないと、うまく通信出来ません。

確認方法は、次項以降で解説していますので、是非ご確認下さい。

周波数について

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)は、総務省から割り当てられた周波数を使って、ケータイ基地局から電波を出しています。

この割り当てられている周波数はキャリアによって違うので、使うキャリアの周波数に対応したAndroid端末が、必要になります。

格安SIMは、大手キャリアから通信設備を借りてサービス提供をしていますので、利用する格安SIMがどのキャリアの回線を借りているかを、知っておく必要があります。

そして、HISモバイルは、ドコモの回線を借りていますので、自分のAndroid端末が、ドコモの主要周波数(バンド)に対応している必要があります。

ただし、ご利用のAndroid端末が、ドコモで購入したものであれば、確認の必要はありません。

ドコモで購入したAndroid端末であれば、ドコモの主要周波数(バンド)に対応している為です。

また、前述済みですが、iPhone 6s以降のiPhoneをご利用の場合はドコモ以外で購入したものでも、問題なく使えます。

HISモバイルの公式サイトにも、その旨記載されています。

※ドコモ以外で購入したAndroid端末の確認方法は、後述しています。

ドコモが使っている周波数

ドコモ以外で、購入したAndroid端末をご利用の方は、まずドコモの周波数を確認しましょう。

HISモバイルは、現時点で5Gに未対応なので、4GLTEの周波数を記載します。

3Gは、停波が予定されており、今年に入ってドコモから3G対応スマホは発売されていない事から、4GLTEに絞って記載致します。

ドコモが使っている周波数(バンド)は以下になります。

Band(バンド)1319212842
周波数帯2.0GHz帯 1.7GHz帯800MHz帯1.5GHz帯 700MHz帯 3.5GHz帯
備考全国で広く対応して
いる主要周波数帯
東京・名古屋・大阪
メインの周波数帯
郊外や山間部用の
周波数帯(プラチナバンド)
地方都市メインの
エリア補助的周波数帯
ごく一部の地域で運用中
の周波数帯(プラチナバンド)
「PREMIUM 4G」と呼ばれる
高速通信が可能な周波数帯

中でも、主要な周波数(バンド)は、赤文字にしている「1」と「3」と、「19」です。

「21」「28」「42」は、一部のハイエンド端末で対応していますが、ミドルレンジやローレンジの端末は、ほぼ未対応です。

ドコモショップでも「1」「3」「19」のみが対応している端末が販売されていますので、この3つの周波数(バンド)が対応していれば、基本的には問題なく使えます。

逆に、この3つの主要周波数(バンド)に対応していないAndroid端末は、HISモバイル(ドコモ回線)では、利用に支障があります。

具体的には、電波は来ているのにAndroid端末側が、その電波を受信出来ません。

その為、データ通信の速度が出ない、エリア圏外になる等の問題が発生しますので、ドコモの主要周波数(バンド)に対応していない端末をお持ちの場合は、対応しているAndroid端末を準備してから、申し込むようにしましょう!

auが使っている周波数

au(UQモバイル)で購入したAndroid端末を使っている場合は、まず、以下のボタンから、auの公式ページに移動します。

そこで、機種別に対応している周波数の一覧を確認する事ができますので、ご自分の端末が対応している周波数を確認し、メモをとっておきます。

auが使っている4GLTEの周波数帯の中で、主要な周波数(バンド)は、「1」と「3」と「18 or 26」です。

18と26はプラチナバンドと呼ばれる電波の繋がりが非常に良い、同じ800MHz帯を使っています。
その為、auの場合は18か26はどちらかに対応していたら大丈夫です。

auの回線を使っている格安SIMを使う場合は「1」と「3」と「18 or 26」に対応していたら大丈夫ですが、HISモバイルはドコモ回線なので、「1」「3」「19」に対応しているかを確認する必要があります。

au(UQモバイル)で購入したAndroid端末の対応周波数を確認したら、再度、以下のドコモの主要周波数(バンド)に対応しているかを確認します。
繰り返しになりますが、「1」「3」「19」が必須です。
「21」「28」「42」はあった方が良いですが、無くても支障はありません。

Band(バンド)1319212842
周波数帯2.0GHz帯 1.7GHz帯800MHz帯1.5GHz帯 700MHz帯 3.5GHz帯
備考主要周波数帯
全国で広く対応している
主要周波数帯
東京・名古屋・大阪で
メイン利用
主要周波数帯
郊外や山間部用(プラチナバンド)
地方都市メイン
エリア補完の位置づけ
一部地域のみ
(プラチナバンド)
都市部メイン
高速通信が可能
「PREMIUM 4G」と呼ばれる
ドコモ対応周波数表

ソフトバンクが使っている周波数

ソフトバンクで購入したAndroid端末を使っている場合は、まず、以下のボタンから、ソフトバンクの公式ページに移動します。

そこで、機種別に対応している周波数の一覧を確認する事ができますので、ご自分の端末が対応している周波数を確認し、メモをとっておきます。

ソフトバンクが使っている4GLTEの周波数帯の中で、主要な周波数(バンド)は、「1」と「3」と「8」です。

「1」と「3」はドコモでもauでも使っているバンドなので「8」が唯一ソフトバンクのみが主要とするバンドです。

ソフトバンクの回線を使っている格安SIMを使う場合は「1」と「3」と「8」に対応していたら大丈夫ですが、HISモバイルはドコモ回線なので、「1」「3」「19」に対応しているかを確認する必要があります。

ソフトバンク(ワイモバイル)で購入したAndroid端末再度、以下のドコモの主要周波数(バンド)に対応しているかを確認します。
繰り返しになりますが、「1」「3」「19」が必須です。
「21」「28」「42」はあった方が良いですが、無くても支障はありません。

Band(バンド)1319212842
周波数帯2.0GHz帯 1.7GHz帯800MHz帯1.5GHz帯 700MHz帯 3.5GHz帯
備考主要周波数帯
全国で広く対応している
主要周波数帯
東京・名古屋・大阪で
メイン利用
主要周波数帯
郊外や山間部用(プラチナバンド)
地方都市メイン
エリア補完の位置づけ
一部地域のみ
(プラチナバンド)
都市部メイン
高速通信が可能
「PREMIUM 4G」と呼ばれる
ドコモ周波数対応表

HISモバイルの動作確認端末について

HISモバイルの公式サイトには、Androidの動作確認端末の一覧がある事はあります。

ただし殆どが、ドコモで販売されている端末か、SIMフリー端末の記載が多く、auやソフトバンクで販売されている端末は、少ししかありません。

これは、周波数のことをよく理解出来ていない方からすると、記載のない機種は使えるのか分からず、悩んでしまいます。

確かに機械ものに絶対はないので、周波数が対応していてもうまく動作しない可能性は、あります。

多少自己責任は入りますが、動作しない確率は低いのでトライしてみる価値は大いにあります。

次項で、android端末の周波数(バンド)確認時の注意点をお伝えします。

同じメーカー、機種でも対応周波数は違う?

SamsungのGalaxy S10を例に注意点をお伝えします。

HISモバイルの公式サイトに記載があるのは、ドコモで販売されている「SC-03L(Galaxy S10)」です。これは動作確認端末となっています。

でも、au版Galaxy S10の記載はありません。念のため、auの公式サイトで対応周波数を確認すると「1」「3」はありますが、「19」がありません。

Galaxy S10は、ハイエンド端末といってよい機種なので、周波数は対応していると思っていたのですが、未対応でした・・・

android端末は、販売するキャリアのネットワークに合うように作りこみされている場合が多いので、ドコモ版Galaxy S10はドコモの周波数に対応していますが、au版Galaxy S10はドコモの周波数全てに対応しておらず、auの周波数に合うように作られています。

この場合、au版Galaxy S10は、ドコモの主要周波数に対応していませんので、HISモバイルで使うと支障がでます。
この場合は残念ですが、諦めるしかありません。

ドコモの主要周波数に対応したスマホを準備するか、HISモバイルではない、auの回線を使った格安SIMサービスを検討しましょう。

■ドコモ以外の回線で使える格安SIM

NUROモバイル:ドコモ/au/ソフトバンクから選べます
IIJmio:ドコモ/auから選べます
イオンモバイル:ドコモ/auから選べます
エキサイトモバイル:ドコモ/auから選べます
UQモバイル:auで使えます
LINEMO:ソフトバンクで使えます
ワイモバイル:ソフトバンクで使えます

もう1台、ローエンド端末のau版AQUOS sence3 basicを例に説明します。

HISモバイルの動作確認端末に、au版「AQUOS sense3 SHV45」はありますが、au版「AQUOS sence3 basic SHV48」の記載はありません。

auの公式サイトで対応周波数を確認すると「1」「3」「19」の3つの主要周波数(バンド)に対応しているのが確認できました。

その為、HISモバイルのSIMカードを、au版「AQUOS sence3 basic SHV48」に入れて問題なく使える試してみました。

結果は、問題なく使う事ができました。周波数(バンド)が対応していれば、基本的には使える可能性が高いです。

不具合が絶対起こらないとは言い切れませんので、試す際は自己責任でお願いいたします。

■ドコモ以外の回線で使える格安SIM(ドコモの主要周波数に対応していない場合の振替え検討先)

NUROモバイル:ドコモ/au/ソフトバンクから選べます
IIJmio:ドコモ/auから選べます
イオンモバイル:ドコモ/auから選べます
エキサイトモバイル:ドコモ/auから選べます
UQモバイル:auで使えます
LINEMO:ソフトバンクで使えます
ワイモバイル:ソフトバンクで使えます

まとめ

HISモバイルを使う際に、事前に注意したいスマホの周波数(バンド)について、解説しました。

iPhoneは、iPhone 6s以降からHISモバイルで動作確認端末となっています。

Androidは、ドコモで販売されているスマホは問題なく使えます。

注意すべきは、ドコモ以外で購入したAndroidスマホです。ドコモ回線の周波数(バンド)に対応しているかの確認が必要です。

ドコモは、6つの周波数(バンド)を、使っていますが、そのうち主要な3つのバンド「1」「3」「19」に対応している事が最低限の条件になります。

HISモバイルの公式サイトでは、動作確認端末の一覧はありますが、ドコモで販売されているスマホが殆どです。

auやソフトバンク、SIMフリースマホの情報が少ないので、悩んでいる方もいるかと思い、この記事を書いてみました。

格安SIMは、コストメリットはある反面、大手キャリアショップのように、対面で質問出来ませんので、多少の事は自分で調べて解決しないといけません。

少しだけのITリテラシーは必要ですので、設定や、調べるのが苦手な方は、ショップに相談できる大手キャリアサブブランドのUQモバイルかワイモバイルをおすすめします。

自分のスマホが、HISモバイルを使う要件を満たしているか、よく分からなくて困っている方の参考になると幸いです。

◼️HISモバイルのサービス詳細は、以下の公式サイトからご覧いただけます。

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■ドコモ以外の回線で使える格安SIM(ドコモの主要周波数に対応していないスマホの場合の振替え検討先)

NUROモバイル:ドコモ/au/ソフトバンクから選べます
IIJmio:ドコモ/auから選べます
イオンモバイル:ドコモ/auから選べます
エキサイトモバイル:ドコモ/auから選べます
UQモバイル:auで使えます
LINEMO:ソフトバンクで使えます
ワイモバイル:ソフトバンクで使えます

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この記事は以上です。

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