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「楽天モバイル」を契約する前に確認すべきスマホの周波数(プラチナ バンド)5G/4G/3G別に元プロが分かりやすく解説!

10_使う前に知っておく事
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楽天モバイルを契約する前に、必ず確認すべき「スマホの周波数(バンド)」について、元プロ(※)が分かりやすく解説します!(※)元通信会社勤務、楽天モバイルさんではない。

日本の通信キャリアが使っている周波数には違いがあります。

その為、利用しているスマホが対応している周波数を確認しないまま乗り換えを行うと、実は使えなかった!データ通信速度がでない!等の失敗談をよく聞きます。

このようなトラブルにならないように、スマホの対応周波数の確認はどうやったらできるのかお伝えします。

※話題になっている「プラチナバンド」についても追記しています。

楽天モバイルのプラチナバンド(最初に知って欲しい事)

楽天モバイルは、2020年4月8日に日本で4社目の自社通信設備を持つ通信キャリアになったのですが、4番目ゆえに割り当てられている「周波数」が少ないです。

なのですが、昨年(2023年)待望のプラチナバンドの割当てが決まり今年(2024年5月)にサービスインを予定しています。

その為、皆さんが利用しているスマホが「楽天モバイルの周波数に対応しているか?」特に新しく割当てられた「プラチナバンドにも対応しているか?」に注意する必要があります。

次項で、周波数(バンド)の確認方法を、ご案内します。

もし、周波数とかよく分からない・苦手という方は、現在使っているスマホが「動作確認済み端末」にあれば、楽天モバイルが使える事がカンタンに確認できます。

楽天モバイルのトップページ右上にある「検索窓🔍」に「ご利用製品の対応状況確認」と入力すれば対象のページが検索結果に表示されます。

そこに皆さんが利用されているスマホの掲載があれば、楽天モバイルで使えるかを確認する事ができます。

楽天モバイルの「動作確認済み端末」の確認はここから
(公式サイトのトップページにリンクしています)

4G回線のキャリア対応周波数(バンド)

まず、現在メインで使われている4G回線で、日本の4キャリア(楽天モバイル、ドコモ、au、ソフトバンク)が使っている周波数(バンド)をまとめていますので下表をご覧ください。

表を見れば一目瞭然ですが、楽天モバイルは「バンド3」の「1.7GHz帯」しか割り当てられていませんでした。

バンド周波数帯使用事業者主要
楽天
主要
ドコモ
主要
au
主要
SB
12GHz帯・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
31.7GHz帯・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
楽天
8900MHz帯ソフトバンク  
111.5GHz帯・au
・ソフトバンク
   
18800MHz帯au  
19800MHz帯NTTドコモ  
211.5GHz帯NTTドコモ   
26800MHz帯au  
28700MHz帯・アジア太平洋
共通バンド
・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
   
412.5GHz帯・Wireless City
Planning
・UQ コミュニ
ケーションズ
   
423.5GHz帯・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
   

大手3キャリアは、複数の周波数(バンド)が、割り当てられていますが、楽天モバイルは1つだけという状況です。

その為、エリアMAP上ではエリア内でも、隅々まで電波が行き渡っていない場合があります。

この対策として、auと提携を行いauの周波数を使ってエリアを補完しています。

それが、上表の「バンド18と26」「800MHz帯(プラチナバンド)」で、「au」の周波数の所につけている赤丸印です。

これに2024年5月からサービスイン予定の「バンド28」「700MHz帯(プラチナバンド)」も加わります。
↓以下に同じ表を再掲します。主要au列の赤●と「楽天の赤字」をご確認ください。

バンド周波数帯使用事業者主要
楽天
主要
ドコモ
主要
au
主要
SB
12GHz帯・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
31.7GHz帯・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
・楽天モバイル
8900MHz帯ソフトバンク  
111.5GHz帯・au
・ソフトバンク
   
18800MHz帯au  
19800MHz帯NTTドコモ  
211.5GHz帯NTTドコモ   
26800MHz帯au  
28700MHz帯・アジア太平洋
共通バンド
・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
・楽天モバイル
   
412.5GHz帯・Wireless City
Planning
・UQ コミュニ
ケーションズ
   
423.5GHz帯・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
   

auの「バンド18と26(800MHz帯)」と楽天モバイルの「バンド28(700MHz帯)」は、「プラチナバンド」と呼ばれる帯域で、ビルの裏でも回り込んでいくので、電波が届かない死角を少なくできる帯域です。

結論としては、「楽天モバイル」を使う場合に、皆さんが利用しているスマホがバンド「3」「18あるいは26」「28」に対応しているかを必ず確認する必要があります。

バンド「3」「18あるいは26」「28」に対応していないスマホでは、「楽天モバイル」は使用できないと思って頂いて構いません。

仮に使えても、通信が不安定になったり、速度が出ないといった不具合が出ます。

(注)バンド26はバンド18を内包している為、どちらか一方が対応していれば大丈夫です。

【補足】上表の右4列にある「主要」とは、複数ある周波数帯の中でも、そのキャリアが主に使っている周波数帯で、そのキャリアを使う場合は、ご利用のスマホに必須の周波数(バンド)になります(黒丸の所)。楽天の周波数は2つしかないので2つとも主要です!

楽天モバイル 4G 主要 周波数(バンド)とプラチナバンド

楽天モバイル4G主要周波数(バンド)

ここまでの内容を整理すると、

楽天モバイルの主要周波数バンドは「」ですが、auの周波数で補完している為、「18あるいは26」も必要です。

そして、2024年5月から700MHzでのサービス開始が予定されている、バンド「28」についても対応は必須となります。

このバンドに対応していないスマホは通信に支障がでますので、楽天モバイルで使うのは避けましょう。

(注)バンド26はバンド18を内包している為、どちらか一方が対応していれば大丈夫です。

スマホの対応周波数(バンド) 確認のステップ

周波数の確認は、以下の2ステップでカンタンにできます!

STEP1:楽天モバイル公式サイトでの動作確認済み端末の確認

STEP2:楽天モバイルに掲載のない機種の対応周波数の確認

それでは、順番に進めて行きます。

STEP1:楽天モバイルの動作確認済み端末の確認

楽天モバイルの動作確認済み端末のページは、非常に分かりにくい場所にあり、なかなか行きつけません。

以下の順番通りに、行くのが分かりやすいでしょう。

①以下に記載のリンクから楽天モバイルの公式サイトトップページにアクセスします。

■スマホでもPCでも同じです。

右上にある「検索窓」に「ご利用製品の対応状況確認」と入力します。
ご利用製品」まで入れれば対象のページが表示されます。

↓下図参照(スマホ画面の例です)↓

以下のリンクから「楽天モバイル公式サイト(トップページ)」にアクセスできます。

楽天モバイルの「動作確認済み端末」の確認はここから
(公式サイトのトップページにリンクしています)


②「メーカー名」→「購入元」→「機種名」の順に選択し、自分のスマホが楽天モバイルで利用できる端末かを確認できます。

仮に「Google Pixel 6a」の例で調べてみます。
↓下図参照(スマホ画面の例です)↓

※上図の対応状況には「周波数」の事は書いてありませんが、そこも含めての対応結果なので、見た目は判りやすいです。

③OKの場合は確認終了です。→そのまま使えますが、勘違いがあるといけないので、次の「注意点」までは、ご一読下さい。

「利用可否」を確認出来たら、「戻るボタン」で戻ってこれます!

楽天モバイル公式サイトの
「動作確認済み端末」の確認はココから

(トップページにリンクしています)

★注意点★

<楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認ページ」をみる時の注意点>

例えば、SAMSUNGの「Galaxy S22」は、「ドコモ・au」から発売されています。

同じメーカー、同じ機種名ですが、皆さんがご利用の端末は、「どこのキャリアで購入した機種」かを見る必要があります。

なぜならば、「Galaxy S22」は同じ機種でも「ドコモ版はドコモ回線」「au版はau回線」の周波数にしか対応していません。

「Galaxy S22」に限らず、キャリアで販売されている「キャリア端末」と呼ばれる機種は、「バンド縛り」と呼ばれる自社ネットワークに最適化した作りこみがされている場合があります。

ドコモで購入した「Galaxy S22」は「ドコモ回線しか使えない」=「楽天モバイルでは使えない」となりますが、auの「Galaxy S22」は「楽天モバイルで使えます」。

これは、前述した「楽天モバイル」がエリア補完の為に「au」の周波数を使っている為です。

同じメーカー・同じ機種でも必ず「購入元」を、正しく選択して調べましょう!

また、楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認ページ」の情報は、あくまで楽天モバイルで確認した情報です。

全てのスマホが掲載されている訳ではありませんので、掲載がない機種の場合については、後述します。

楽天モバイル公式サイトの
「動作確認済み端末」の確認はココから

(トップページにリンクしています)


④「動作確認NG」あるいは「記載がない」場合は、「周波数の確認をする」為に、次のステップに進みます。
↓↓↓

STEP2:自分のスマホの対応周波数を確認する


自分のスマホを購入した事業者(販売店)のサイトにアクセスし、自分のスマホの対応周波数を確認する。

例)auで購入した「Google Pixel 6a」の場合

前述のGoogle Pixel 6aは、購入元を「SIMフリー端末」で調べましたが、「ドコモ」や「au」で調べると、そもそも「Google Pixel 6a」の機種が掲載されていません。

このような場合は、ネットで検索して「Google Pixel 6a au 周波数」などで検索します。

auの公式サイトで「対応周波数帯一覧」のページがヒットしましたのでアクセスして、「Google Pixel 6a」を探します。

その結果、4G回線の対応周波数は「楽天モバイル」を使うのに必要な、「3」1826」対応している事がわかります。

↓実際のau公式サイトの「実装周波数一覧」は下図参照。印の所が「3」「18・26」になります。↓

「LTE」=「4G回線」の事です。

5G回線も後述しますので〇印の「Band」を併せてメモをとっておくと、後が楽です。
楽天モバイルは3G回線はないので、不要です。

auの「Google Pixel 6a」は、4G回線については「楽天モバイル」と「au」の周波数に対応しているので、基本は使えると思って良いでしょう。

周波数が対応している場合→基本は使えるはずですが、確実な動作を保証するものではありません
使うかどうかは自己責任での判断となります。

ちなみに筆者は、Google Pixel 6aを持っていますが、問題なく使えています。

↓↓↓

周波数が対応していない場合→対応スマホを準備する必要があります。
色々なキャリアを試したい場合は、SIMフリースマホの方が周波数は幅広く対応している場合が多いです。

また、キャリア端末でも「グローバル端末(iPhoneやGoogle Pixel系)」は、周波数が多く準備されている場合が多いです。

周波数など調べるのが、苦手な方や面倒な方は「楽天モバイル」で販売しているスマホを購入するのが、確実です。

「楽天モバイル」で購入したスマホは、「APN設定」もしてある状態で送られてきますので、設定が苦手な方にも最適です。

楽天モバイルに欲しい機種がない場合は、最初に楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認ページ」で対応機種かを確認します。掲載がない場合は、今回お伝えしている方法で「周波数」を調べてから購入する事をおすすめします。

楽天モバイルの公式サイトはここから

周波数は対応している場合

楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認ページ」には掲載がない機種でも、周波数が対応している場合は、自分で動作確認してみましょう。

現在、利用中の契約は解約せず残したままで、楽天モバイルに申込んで「音声通話の受・発信」「データ通信(ネットの閲覧など)」「SMS」「テザリング(使う方)」が問題なく使えるか確認するだけなのでカンタンです。

「デュアルSIM」の場合
「デュアルSIM」に対応しているスマホをご利用の場合は、現在利用中の契約を使いながら「楽天モバイル」も試す事ができます。

「シングルSIM」の場合
「シングルSIM」のスマホの場合は、SIMを差し替えて試せます。
SIMを差し替えると電話番号が変わってしまいますので、よくスマホを使う場所で、その都度入れ替えて試すのが良いです。

(注)SIMカードは小さいので、差し替えの際に紛失しないようにご注意ください。

試してみて、不具合がある場合や気に入らない場合は即日解約可能です。

楽天モバイルは「初期費用」も「解約費用」も一切かかりません。
「完全無料」で利用できるので、試しに使ってみるのが一番の近道です。

そして、何といっても元の契約を残しているので、解約すれば元に戻せるので「安全・安心」に試す事ができます。

(注)月額料金(基本料金プラン)はかかります。
月間3GB以下なら最小料金1,078円(税込)です。楽天モバイルは日割りはありません。月間のデータ使用量で段階的に料金が上がっていくので、月間3GB以下ならいつ辞めても同じ1,078円で試す事ができます。

以上がSTEP1~2までの4G回線の周波数確認方法となります。

ご利用の機種が、楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認ページ」で「動作OK」の場合、もしくは掲載はないけど、「対応周波数はOK」の場合は、さっそく楽天モバイルを試してみましょう。

以下から、楽天モバイルの公式サイトに進めます。

楽天モバイルは
「初期費用」も「解約費用」も完全無料
元の契約を残したままなら「安全・安心」に試せます!




5G回線のキャリア対応周波数(バンド)

5Gも4Gと同じように周波数を確認します。

ただし、現時点で5Gは使えるエリアがせまいので、こだわらない場合は、4Gが対応していれば良しとする手も有りです。

5Gエリアでも、5Gの電波が届かない場合もしくは5G未対応端末の場合は、4Gで通信できるので、スマホが使えないという事は起きません。

また、5Gを使うとデータ量が増える傾向にあるので、この点も要注意です。

とはいうものの、少しでも通信速度が速くなると嬉しいので、5Gの対応周波数も見ておきましょう。

バンド周波数使用事業者主要
ドコモ
主要
au
主要
SB
n28
(NR)
700MHz~
3.5GHz
NTTドコモ
au
ソフトバンク
n77
(Sub6)
3.7~3.8GHzau  
n77
(Sub6)
3.8~3.9GHz楽天モバイル  
n77
(Sub6)
3.9~4.0GHzソフトバンク  
n77
(Sub6)
4.0~4.1GHzau  
n78
(Sub6)
3.3~3.8GHzNTTドコモ
(3.6~
3.7GHz)
au
 
n79
(Sub6)
4.5~4.6GHzNTTドコモ  
n257
(ミリ波)
27.00GHz~
27.40GHz
楽天モバイル   
n257
(ミリ波)
27.40GHz~
27.80GHz
NTTドコモ▲   
n257
(ミリ波)
27.80GHz~
28.20GHz
au ▲  
n257
(ミリ波)
29.10GHz~
29.50GHz
ソフトバンク  ▲ 
▲はあるに越した事はない程度で、無くても支障はない

5Gの周波数(バンド)は数字に「n」が付いていて且つ3桁なので、難しく感じます。

でも良く見ると大きく3つに分かれているのが判ります。一番左の列「バンド」の数字の下に(カッコ)書きで
・NR
・sub6
・ミリ波
とあります。

「NR」は、なんちゃって5Gと呼ばれている、4G基地局を5G仕様に変更してエリア拡大を進めているものです。
楽天モバイルは、この「NR」には対応していないので、表中にも楽天モバイルの記載はありません。

NRのエリアでも、アンテナピクトは「5G」になりますが、理論値上の通信速度は4Gと同じです。

でも速度計測すると、なぜか5Gの方が速いです。

利用者が少ないせいか、通信の制御手順が違うせいかは判りませんが、少しでも通信速度を求めるのであれば、NRでも使えたほうが良いという感想です。

(注)速度計測した時は4Gの3倍前後のパケットを消費したので、データ量にはご注意ください。

「sub6」は、本当の?5Gなので、4G回線より高速通信が可能です。バンドは同じなのに周波数は微妙にズラしてあり、ドコモにしかない周波数があったりとスマホの対応状況には注意が必要です。ただし、エリアはまだ狭く都市部での利用に限定されます。

「ミリ波」は、5Gの真の実力を発揮する超高速通信が可能な帯域です。エリアはさらに狭く都市部のごく一部で利用できる状況です。そもそものスマホ側が対応していないものが多く一部のハイスペック機種に搭載されています。

ちなみに日本版iPhoneは、「ミリ波」は非対応です。という事で、よほど魅力的なコンテンツがでてこないと現状では使えなくても支障はないと考えて構いません。

楽天5G主要周波数(バンド)

ここまでの内容を整理すると、

楽天モバイルの5G主要周波数バンドは「n77(sub6):3.8~3.9GHz」と「n257(ミリ波):27.00GHz~27.40GHz」ですが、特にn257(ミリ波)は、よほど使いたいコンテンツがない限りは未対応でも現状問題なし。エリアもごく一部に限られる。

n77(sub6)はあった方が良いのは間違いないですが、通信ができない訳ではなく4Gで通信できますので、必須ではないという点を理解していればよいでしょう。

5G通信にこだわる方は、n77(sub6)というバンドだけでなく、周波数の3.8~3.9GHzもチェックしましょう!

STEP1:楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認ページ」の確認

①以下に記載のリンクから楽天モバイルの公式サイトにアクセスします。

4G回線で既に確認済みと思いますが、念のため記載しています。4G回線で確認済みの場合は、STEP2に進みましょう!

楽天モバイルの公式サイトはここから

画面の右上ある「検索」をタップし、開いた検索窓に「ご利用製品」と入力します。
検索結果に表示された「ご利用製品の対応状況確認」のページを開きます。

4G回線と同じ手順です
4G回線と同じ手順です。

STEP2:自分のスマホの対応周波数を確認する

4G回線の時と同じように、ご自分のスマホの「xx(機種名)+ 〇〇(キャリア名)+ 周波数」で、検索をかけて「自分のスマホが対応している周波数」を確認します。

5G周波数(バンド)の対応状況について、ここでも「Google Pixel 6a」を例に確認します。

↓下図をご覧ください↓

↑5Gの周波数(バンド)については、sub6の「n77」に対応しているのが判ります。
ミリ波の「n257」には対応していません。

★が抜けてますが、「NR(なんちゃって5G)」にも対応しています。

前述済みですが、特に「ミリ波」はまだエリアが狭い事、5Gの周波数に対応していなくても4G回線で今まで通り使える事を考慮すると、「ミリ波」が使えなくても、あまり気にする必要はありません。

もし「ミリ波」にこだわる場合で、ご自分のスマホの周波数が対応していない場合は、対応しているスマホに買い替える必要があります。

楽天モバイルの公式サイトはここから

5Gの周波数について補足

「n28(NR)」は、5Gエリアの早期拡大を目的に使われ始めた為、後から追加された方式です。

その為、発売当初の5G対応端末は対応していないものもあります。


「n77」「n78」「n79」は、「sub-6」と呼ばれる、いわゆる本当の5G回線の周波数帯ですが、この周波数に対応している端末は「n28」「n257」に対応していなくても、5G対応機種として販売されています。


「n257」→「ミリ波」と呼ばれる「5Gの真価を発揮する」超高速通信が可能な周波数帯です。

現時点では、エリアも超限定的なので利用できているのは1%前後という統計結果もあります。エリアに加えて端末側の対応が、一部のハイスペック端末しか周波数が対応していないのも、利用がすくない要因です。

ちなみに日本で最も利用者が多いiPhoneは、最新のiPhone14シリーズでも、この「ミリ波」には対応していません。今後よほど魅力のあるコンテンツが出てこないと、なかなか普及しないと想定されます。

楽天モバイルの公式サイトはここから

3Gバンドの各事業者対応周波数

各キャリアの3G停波対応

ドコモ:2026年3月
au:2022年3月(停波済み)
ソフトバンク:2024年1月

楽天モバイルは、そもそも3G回線のサービスを提供していませんので、3Gの周波数対応の確認は不要です。

参考まで、各社の対応は以下です。

ドコモを例にとると、2022年になってから3Gが使えるスマホを1台も発売していません。2021年でも、2台のみ。

これは、2026年の3G停波に向けて、4GLTEと5Gのみを使う対応に変わってきているからです。

auは2022年3月で既に3Gは停波済みです。

ソフトバンクは2024年1月に停波予定。

ドコモ、ソフトバンクで、まだ3G端末をご利用であれば、早めに機種を変更する事をおススメします。
その際は、是非周波数(バンド)のスペックも注意して機種選定するようにしましょう。

↓<参考>3Gの周波数(バンド)↓

バンド正規
の表記
周波数使用事業者主要
ドコモ
主要
au
主要
SB
12.0GHz帯NTTドコモ
au
ソフトバンク
6800MHz帯NTTドコモ  
8900MHz帯ソフトバンク  
91800MHz帯NTTドコモ  
11XI1500MHzソフトバンク  
18XVIII800MHz帯au  
19XIX800MHz帯NTTドコモ  
楽天モバイルの公式サイトはここから

ご利用製品の対応状況確認の注意点

楽天モバイルの公式サイトでは、「ご利用製品の対応状況確認」ページで皆さんが使っているスマホが使えるかの情報を、開示してくれています。

ただし「楽天モバイル対応端末」と記載があっても、楽天モバイルが独自に調査した結果であり、他社で購入したスマホは、その内容を保証・サポートするものではありません。

「楽天モバイル対応端末」の記載があっても、何らかの要因でスマホがうまく動かない可能性はありますので、この点は留意しておく必要があります。

普通は、動作確認済みと同じ機種であれば、正常動作します。

機械ものに100%はありませんので、ごく一部に何かの要因でうまく動かない場合に対する「記載」と思って良いです。

ただし、うまく動かなかったら「ごく一部に当たってしまった~(涙)」となり、「残念な人」の称号を得られます・・・

うまく動かない場合は、楽天モバイルの動作確認済みのOSバージョンを確認して、可能なら合わせてみる、逆にOSバージョンを最新のものにして試してみる、不要なアプリはできる限り消して試してみるといった事で解消する場合もありますので、試してみましょう!

楽天モバイルの「動作確認済み端末」に掲載がない機種を使う場合は、周波数が対応していないと、そもそも通信に支障がでます。
一部の周波数にだけ対応している場合もあり、使えることは使えるけど「データ通信の速度が遅い」「電波は来ているのに繋がりが悪い」といった状況が起こります。

その為、この記事では楽天モバイルの公式サイトに掲載のない端末を使う上で、一番基本となる周波数の観点から判断する為の情報提供となります。

(注)理論上は、周波数が対応していれば通信できます。でも、端末(スマホ)によっては不具合がでる場合もありますので、動作確認済みの掲載がない端末を使う場合の最終判断は自己責任になります。

ですが前述のとおり、楽天モバイルは「初期費用」も「解約費用」も一切かかりません。「完全無料」なので、試してみる価値は十分あります。
元の契約を残して、最初は新規契約で試す事で「いきなり失敗した~」という事態は防げます。

「周波数OK=問題なく使える」事を保証するものではありませんが、そもそも必要な周波数に対応していなければ、前述の通り、「使えない、速度がでない」等の不具合が起きますので確認する事をおすすめします。

まとめ

格安スマホを契約する際に、端末(スマホ)は変える事なくSIMのみ差し替えて使うケースが多いと思います。

大手キャリアのケータイショップに行くと端末(スマホ)の周波数も含めて「使える/使えない」を判断してもらえますが、ネットのオンラインショップの場合は、自分で料金やキャンペーンの良し悪しだけを見て、判断してしまいがちです。

オンラインショップは家に居ながらにして申込みができますので便利ではありますが、本記事のような気をつける点もありますので、注意事項もよく読むようにしましょう。

以上が、楽天モバイルを申し込む前に、確認しておきたいスマホの周波数についてのご説明になります。

参考になると嬉しいです。

楽天モバイルは
「初期費用」も「解約費用」も完全無料
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