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【元プロ解説】格安SIM23社を比較した最安料金ランキング☆15GBプランBest3!

10_使う前に知っておく事
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データ容量15GBくらい欲しいけど20GBまでは要らないという皆さまへのランキングです。

元プロ(元通信会社勤務)の私が、23社から比較した15GBの最安プランを解説します。

◆20GBの料金プランは各社出していますが、15GBの料金プランは意外に少ないので参考になると幸いです。

◆ランキングは、最安料金順です。

1社1社料金プランを調べるのは大変です。
すごく時間がかかります。
この記事を見て頂く事で、比較検討の時間を節約して頂けます。

この記事は、2022年8月16日時点の情報です。

金額表記は、特に注釈がない場合「税込」です。

<広告表記について>
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格安SIMのお役立ち情報をお伝えする為に、常時複数の通信契約やスマホの購入費用・WEBサーバー費用などが発生します。
サイト運営に必要な費用を広告収入から得ていますので、役に立つ情報だった場合は、ぜひ本サイトから「格安SIMサービス」をお申込みくださいませ(`・ω・´)b

◆以下の23社の格安SIM系サービスを比較し、最安料金ベスト3をランキングしています。

No.サービス名
1ahamo
2povo2.0
3LINEMO
4OCNモバイルONE
5TONEモバイル
6UQモバイル
7Y!mobile
8楽天モバイル
9IIJmio
10LinksMate
11NURO Mobile
12mineo
13HISモバイル
14エキサイトモバイル
15日本通信
16y.u モバイル
17イオンモバイル
18QTモバイル
19BIGLOBEモバイル
20donedone
21LIBMO
22DTI SIM
23J:COMモバイル
順不同

【1】23社の格安SIM系サービスを比較して、「料金の安い順」にランキングしています。

【2】「音声通話+SMS+データ通信」が使える料金プランでの比較です。

【3】数十円差で高くても、ユーザー本位でメリットや特徴のあるサービスを提供している場合、似たようなサービスを並べるよりも特徴のあるサービスをランキングしている場合があります。

【4】料金の比較は、常時提供している料金プランで行っています。
キャンペーンで一時的に安い場合やセット割料金ではなく、いつ申込んでも掲載している料金で使える事、煩わしいセット割などの手続きは無しにシンプルに安くなる料金プランを前提に比較しています。

実際には、大きく間違ったランキングにならないように、大手キャリアサブブランド系のセット割は見比べています。
ただし、複数サービスにまたがるものやポイント還元によるおトク訴求など、複雑すぎるものはキリがないので除外しています。必要に応じて、個別にご確認をお願いいたします。

第一位は、IIJmio 15GB/1,800円

IIJmio(みおふぉん)

15GBのデータ容量が使える料金プランで、堂々の第一位は「IIJmio」です!

料金プラン名は「ギガプラン15GB/1,800円」で、「音声通話+SMS+データ通信」ができるSIMです。
※本記事で比較しているのは、全て「音声通話+SMS+データ通信」ができるSIMです。

IIJmioについて簡単にご紹介しておきます。
IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する格安SIMサービスです。

IIJは、日本の商用インターネットサービスの草分け的存在で、技術力に定評があります。

格安SIMもいち早く取り組んでおり、日本で最初にeSIMサービスを提供開始した会社です。

IIJmioは、スマホもセットで取り扱っており、MNP限定特価販売が有名です。
取り扱っている、ほぼ全てのスマホが「デュアルSIM」で、日本の大手4キャリアの周波数に対応しているので、安心して購入できます。

「IIJmio」の現在の料金プランのメインは「ギガプラン」で、2022年4月に料金改定しています。

本記事では比較していませんが、「eSIMのデータ通信専用プラン」は国内最安レベルです。

メイン回線は変えずに料金プランだけ小さくして、データ通信専用のサブ回線として使っても、料金は下げる事ができます。

一人で1契約する場合

今回ご紹介する「IIJmio ギガプラン15GB/1,800円/月」は、仮に15GBを超えてもデータ追加料金が220円/1GBと非常に安いです。

一応格安SIMの部類に入る、大手キャリアサブブランドの「UQモバイル」と「Yモバイル」は、データ追加料金1GBあたり1,100円でかなりお高いです。

「IIJmio」は1/5の料金でデータ追加ができますので、データ容量が変動する場合でも、安心して使う事ができます。

IIJmioは、格安SIMでも老舗の部類に入ります。

サービス内容は、よく研究されていて大手キャリアのサブブランドに負けないようなサービスを提供しています。

具体的には以下です。

・データ追加料金:220円/1GB(最安)

・データ繰り越し:有り(翌月まで)

・データシェア:家族で分け合える

・節約モード:低速だが、データ量がカウントフリーになる

・速度制限:300Kbps

・音声通話:専用通話アプリ不要

・特価スマホセット販売

・4GLTEだけでなく、5Gにも対応

・eSIMにも対応

・LINEの年齢認証にも対応

IIJmioがおススメの方は、
①データ利用量が変動する方
→余ったデータは翌月に繰り越しできますし、オーバーしてもデータ追加料金が220円/1GBと最安の為、お財布にやさしいです。

②1人で2台持ちでも、家族の複数契約でも対応可能。
→データの分け合いができるので、複数台利用にも対応できます。

③電話も使う方
→音声通話専用アプリは不要です。スマホに標準搭載されている電話アプリで使えるので便利です。

④スマホもセットで変えたい方
→特価スマホのセット販売も行っています。特にMNPの割引が大きい為、スマホの買い替えを考えている方はスマホも安く手に入れる事ができます。

⑤マルチキャリア対応(ドコモ回線とau回線が選べる)なので、メインとサブ回線でキャリアを分けたい方。回線が冗長化されるので、万一の通信障害に備える事ができます。

家族で複数契約する場合

IIJmioは、一人でも家族でもデータ容量をシェアして無駄なく利用できます。

具体的にはIIJmioの公式サイトで以下のように説明されています。

IIJmioデータシェア

データシェアについて、他社比較します。

<IIJmioのデータシェア>

IIJmioのデータシェアは、イオンモバイルのシェアプランとは内容が違いますので、間違えないように気を付けましょう。

イオンモバイルは、メインの契約回線で基本料金を決め、そのメインのデータ量を追加したSIMで分け合うものでした。

IIJmioのデータシェアは、メインの契約回線に追加契約をする所までは同じですが、1回線毎に基本料金プランを選びます。

SIMだけ追加して、メインの契約回線のデータを分け合うのではなく、それぞれがデータ容量を持っていますので、そのデータ容量をみんなで分け合う事ができます。

1契約だけデータ容量の大きいプランを選び、その他は小さいデータ容量のプランで基本料金を抑えて、通信費を削減する事ができます。

データシェアは「ギガプラン」だけが対象ですが、SIM種別は選ばないので、「音声+SMS+データ」1契約と「データ専用SIM」1契約といった選択もできます。

IIJmioは、通信契約タイプを「ドコモ」か「au」から選べます。ご主人はドコモ、奥様はauといった契約をした場合でも、データシェアは可能です。

「追加」を選ばずに、新規で契約をしてしまうと「データシェア」はできませんので、必ずメインの契約回線に「追加」で契約するようにしましょう!

家族3人で30GBを使う場合で比較してみます。

比較の条件は、家族3人ともスマホ利用で「音声+SMS+データ」が使えるSIMを利用する場合です。

安さが売りの楽天モバイルと比較します。

<IIJmio>

◼️実際に必要なデータ量

契約A:15GB
契約B:10GB
契約C:5GB

◼️データシェアで契約するプラン

契約A:「ギガプラン20GB/2,000円」メイン回線
契約B:「ギガプラン8GB/1,500円」追加回線
契約C:「ギガプラン2GB/850円」追加回線
3回線合計30GB:4,150円

実際に使うデータ量と契約するデータ量は違いますが、みんなでシェアするので、合計のデータ量が足りていればOKです。

<Rakuten UN-LIMIT Ⅶ>

◼️実際に必要なデータ量

契約A:15GB、契約B:10GB、契約C:5GB(ここまでは、IIJmioの場合と同じです)

契約A:15GB/2,178円
契約B:10GB/2,178円
契約C:5GB/2,178円
3回線合計:6,534円
☆IIJmioが、2,384円/月安い!

楽天モバイルは、0円/1GB以下/1回線目が好評で話題になりましたが、Rakuten UN-LIMIT Ⅶになって、0円は無くなりました。

3GB以下で、1,078円がかかるようになりましたので、これからはデータ無制限が3,278円で使える事が売りになるでしょう。

エリアが整備されるのを願うばかりです。

データシェアがない格安SIMは、どうしても少し多めのデータ容量で個別に契約しますので、家族など複数で利用する時に、高くなる場合があります。

IIJmioは単独で使っても、家族で使っても安く利用できる点が、大変おすすめです。

あと、この記事の主旨ではないので書いていませんが、eSIMを使ったデータ専用プランは、業界最安クラスなので、パソコンやタブレットの2台持ちの場合等も、おすすめです。

◼️IIJmioのサービス詳細は、以下のバナーからご覧頂けます。

IIJmio(みおふぉん)

第二位は、イオンモバイル 20GB/1,958円

15GBで堂々の2位は、イオンモバイルです!

でもプランは20GB・・・間違ったわけではありません。

今回23社を比較していますが、15GBプランよりもイオンモバイルの20GBプランの方が安いという結果になりました。

普通はデータ容量を増やすと料金が高くなるので、みんなガマンしているだけで、料金が安いのであれば、いざという時にデータ量は多いにこした事はないでしょう。

イオンモバイルは、皆さんご存知のイオンのグループ会社「イオンリテール株式会社」が提供しているの格安SIMのサービスです。

イオンモバイルは、料金プランが非常に多く用意されていて、ユーザーニーズに合わせて選択肢が多いのがメリットです。

ですが、料金プランが多すぎてボヤけるというか、今まで際立って安いイメージはなかったのですが、料金プランを改定してから最安料金レベルになりました。

ただし、これは20GBの料金プランの場合です。

データ容量によって、各社料金設定が違います。データ容量が変われば、最安の格安SIMも変わりますので、その点はご注意ください。

料金以外でもイオンモバイルは、取り扱いのあるイオン店頭での契約手続きもできますので、オンラインでの手続きが不安な方には嬉しいメリットです。

一人で1契約する場合

今回ご紹介する、「さいてきプランMORIMORI(音声20GB)」/1,958円は、一般的に競合他社が15GBで提供している金額で20GB使えるので、かなりお得です!

1GBあたりの単価は約98円です。

具体的に大手キャリアサブブランドの「UQモバイル」と比較してみます。

UQモバイルは、15GBで2,090円(くりこしプランM +5G)です。

しかもこの金額は、光インターネットやauでんきにも加入が必要な「セット割適用後」の価格です。

(セット割なしの場合は、2,728円/15GB)

イオンモバイルは、

①セット割などの条件なし
②5GB多く使える
のに、料金は32円安い1,958円というシンプルで、大変おトクな価格設定になっています。

もし、20GBを使い切ってしまった時は速度制限がかかり最大200Kbpsの低速となりますが、イオンモバイルもマイページからデータ追加をすれば高速通信に戻す事ができます。

追加データ料金は528円/1GBで、平均くらいの設定です。

競合他社の価格帯は、550円~1,100円が多く、データ追加はかなり高くつきます。データ容量が基本プランをいつも超える場合は、少し多めのプランにしておいた方がデータ追加するより安くなります。

<参考:各社のデータ追加料金>

・UQモバイル:1,100円/1GB(※1GB換算時。実際には220円/100MB、550円/500MB)
・ワイモバイル:1,100円/1GB(※1GB換算時。実際には550円/500MB)
・ahamo:550円/1GB
・LINMO:550円/1GB
・イオンモバイル:528円/1GB
・LIBMO:330円/1GB
・IIJmio:220円/1GB

イオンモバイルの追加したデータは、当月中のみ有効で翌月に繰り越しされませんので、ご注意ください。

契約している毎月の料金プランに設定されているデータ通信量は、翌月に繰り越しされます。

格安SIMでは繰り越ししないプランのほうが多いので嬉しい仕様です。

余ったデータを繰り越しできるのは、今回比較している23社だと、UQモバイル、ワイモバイル、OCNモバイルone、IIJmio、LIBMO、イオンモバイルです。

殆んどの格安SIMは、データの翌月繰り越しに対応していませんので、イオンモバイルは良心的です。

家族で複数契約する場合「シェアプラン」

イオンモバイルも、家族で使う「シェアプラン」を提供しています。
IIJmioのデータシェアと少し内容が違いますので、ご説明します。

イオンモバイルの「シェアプラン」は1つのメイン契約にSIMを追加する所まではIIJmioと同じです。

違いは、追加したSIMは基本料金プランは選びません。SIM使用料220円を支払うだけで、メイン契約のデータ容量を分け合って使う事ができます。

ネットも電話もできて最大5人でデータ容量をシェアできます。

以下は、イオンモバイル公式サイトのシェアプラン説明ページです。
家族3人で30GBを分けあって使うケースでご説明します。

イオンモバイル シェアプラン

上図のシェアプランのメリットは、3人分の基本料金がかからない点です。

一人が30GBの基本契約をして、あとの二人は月額220円のSIMを二枚追加するだけ(合計440円)で利用できます。

合計で家族3人が「月額3,828円」という驚異的な料金で30GBを使えます。

前述のIIJデータシェアと見比べると分かりますが、シェアプランで30GB以下の時は、イオンモバイルのほうが、1位のIIJmioより安くなります。

30GBを超えてくると、IIJmioの方が安い場合もありますので、必要な台数とデータ容量で実際に比較してみると良いでしょう!

同様のデータシェアプランを持っている「Exciteモバイル」の30GBと比較してみます。
メイン契約で15GB、残り15GBは家族2人が10GBと5GBで使うイメージです。

<Exciteモバイル>

■実際に必要なデータ量

契約A:15GB
契約B:10GB
契約C:5GB

■契約するプラン

契約A:「なっとくプラン30GB/4,400円」メイン回線
契約B:「追加SIM528円」データシェア
契約C:「追加SIM528円」データシェア
3回線合計:5,456円
☆イオンモバイルが、1,628円/月安い!

エキサイトモバイルのデータシェアもイオンモバイルの仕様と同じです。家族で使う場合はお得になりますが、イオンモバイルと比べると若干割高です。

多くのサイトで安いと言われている楽天モバイルとも比較してみます。

<Rakuten UN-LIMIT Ⅶ>

■実際に必要なデータ量

契約A:15GB
契約B:10GB
契約C:5GB

■請求される料金

契約A:15GB/2,178円
契約B:10GB/2,178円
契約C:5GB/2,178円
3回線合計:6,534円
☆イオンモバイルが、2,706円/月安い!

イオンモバイルのシェアプランは、追加するSIMが音声SIMの場合、4~5枚目のSIM追加は、1枚あたり440円になりますので、ご注意下さい。

イオンモバイルは、料金プランが豊富にあるので、自分にあったプランを選びやすいです。

そして、家族で複数回線利用する場合は、ご紹介したシェアプランがとてもお安くなりますのでオススメです!

◼️イオンモバイルのサービス詳細は、以下からご覧頂けます。

イオンモバイル|イオンの格安スマホ・格安SIM
月額税込528円~。豊富な料金プランをご用意。全国200店舗以上のイオンでも購入できる格安スマホ・格安SIMを販売中!

第三位は、LIBMO 20GB/1,991円

LIBMO

15GBのデータ容量、第三位はLIBMOです!

LIBMOも20GBプランですが、他社の15GBプランより安いという結果になりました。

今回のベスト3は、全て2,000円を切る料金で15GBのデータ容量が使えますので、かなり攻めた価格設定になっています。

無理に15GBプランを探して、割高で使うよりは、安い20GBプランを使う事をオススメします。

LIBMOについて簡単に説明すると、TOKAIコミュニケーションズが提供しているの格安SIMのサービスです。

格安SIMのLIBMOは、2017年からサービス開始していますが、TOKAIコミュニケーションズは、「@TCOMヒカリ」のインターネットプロバイダーのほうが有名でしょう。

iPhone修理事業の「iCracked Store」なども展開して、TOKAIコミュニケーションズはモバイルサービスに力をいれています。

2022年2月に、料金プランを新しくしてから、明確に最安と呼べる料金体系に変わりました。

今回ご紹介する、「なっとくプラン(20GB)」は1,991円で、20GB使えます。

IIJmio、イオンモバイルとも、それほど金額差がある訳ではないので、悩むところです。

単独利用で、少しでも支払いが安い方が良い場合はIIJmio、30GB以下を家族で分け合って使う場合は、イオンモバイルが良いでしょう。

単独利用でデータ量が変動する場合は、追加データが90日間有効なLIBMOが無駄なく使えておススメです。

IIJmio、イオンモバイルとの違いは、以下があります。

・データ追加料金が330円/1GB

→IIJmioよりは110円高い

→イオンよりは178円安い

・追加したデータは90日間有効(期間が長い)

・データシェアはないので、単独利用が最安対象

・20GBが2,000円を切った料金で使える

・特価スマホのセット販売

→セールの時は安いです!

・電話を使い放題で使う場合は、イオンモバイルより定額料が安い

上記から、LIBMOの方がおススメな方は、以下になります。

①データ使用量が月によって変動(20GBを超える場合がある)する方
→追加データが90日間有効なので無駄なく使える

②電話をよく使う方
→かけ放題プランの定額料金は、イオンモバイルより安い

③家族利用ではなく、1契約で利用する方
→データシェアプランはない

④特価スマホとセット購入したい方

→この記事を書いている時点では、モトローラ moto e32sが、MNPで一括860円(税込)で販売されています。

LIBMO

20GBを使い切ってしまった時の速度制限は最大200Kbpsなりますが、マイページからデータ追加をすれば、330円/1GBで高速通信に戻す事ができます。

追加データの競合他社の価格帯は、一般的には550円~1,100円が多いので、LIBMOの330円は良心的な価格です(IIJmioの220円/1GBには負けますが・・・)。

<参考:他社のデータ追加料金>

・UQモバイル:1,100円/1GB(※1GB換算時。実際には220円/100MB、550円/500MB)
・ワイモバイル:1,100円/1GB(※1GB換算時。実際には550円/500MB)
・ahamo:550円/1GB
・LINMO:550円/1GB
・イオンモバイル:528円/1GB
・LIBMO:330円/1GB
・IIJmio:220円/1GB

また前述していますが、LIBMOの追加したデータは、90日間有効です。
通常は当月中しか有効ではないので、これはLIBMOだけの太っ腹なサービスです。

基本プランの20GBが当月使いきれなかった場合でも、余ったデータは翌月まで繰り越されます。

格安SIMでは繰り越しのないプランの方が多いので、嬉しい仕様です。

余ったデータを繰り越しできるのは、今回比較している23社だと、UQモバイル、ワイモバイル、OCNモバイルone、IIJmio、イオンモバイルです。

上記以外は、データの翌月繰り越しに対応していませんので、LIBMOは数少ないデータ繰り越しができる格安SIMです。

料金の安さだけでなく、データの繰り越しや追加データの90日間有効期限、電話使い放題定額料金が安い、特価スマホの販売など、メリットのあるサービスが提供されています。

LIBMOは1契約の方、もしくは電話をかけ放題で使う方、スマホを安く手にいれたい方におすすめです!

◼️LIBMOのサービス詳細は、以下の画像(公式サイトにリンク)からご覧頂けます。

LIBMO

基本スペック比較

3社の基本的なスペックを比較しやすいように表にまとめましたので、ご確認ください。

項目IIJmio
(インターネットイニシアティブ)
イオンモバイル
(イオンリテール)
LIBMO
(トーカイコミュニケーションズ)
データ容量15GB/月20GB/月20GB/月
料金1,800円/月1,958円/月1,991円/月
1GBあたりの単価約120円約98円約100円
通信設備ドコモ/auドコモ/auドコモ
使えるサービス・音声通話
・データ
・SMS
・音声通話
・データ
・SMS
・音声通話
・データ
・SMS
SIMカードサイズ(※1)
・nanoSIM
・microSIM
・標準SIM
(※1)
・nanoSIM
・microSIM
・標準SIM
(※1)
・nanoSIM
・microSIM
・標準SIM
eSIM対応〇対応×未対応×未対応
5G対応〇対応〇対応×未対応
データ超過後の速度制限300Kbps200Kbps200Kbps
データ追加料金220円/1GB528円/1GB330円/1GB
データ繰り越し〇翌月〇翌月〇翌月
データ分け合い〇対応〇対応×できない
データ節約モード〇無料で利用可〇無料で利用可〇無料で利用可
テザリング〇無料で利用可〇無料で利用可〇無料で利用可
金額は税込

(※1)マルチカットSIMで、3つのサイズ全てに対応。切り抜いて大きさを変える事ができる。

3社とも甲乙つけがたい、ほぼ互角のサービス内容で、選ぶのが難しいです。

直感やブランドの好き嫌いで決めても良いと思いますが、以下の特徴も参考にすると良いでしょう。

IIJmioは、この記事の3社では唯一eSIMに対応しています。

データ専用ですが、将来的にデュアルSIMを使ってみたい方には面白いサービスです。

また、2021年のJ.Dパワード顧客満足度No.1(MVNO部門)を獲得しています。

他の格安SIMが提供している基本機能は、殆んど網羅しています。
料金面だけでなく、総合的なサービス満足度の高さも考慮したい場合はおススメです。

IIJmio(みおふぉん)

イオンモバイルは、10GB以下の料金プランが豊富なので、決め細かに使いたいデータ量を選べます。

60歳以上の電話メインのシニアプランを出しているのも格安SIMとしては珍しいです。

特にデータ容量を分け合えるシェアプランが最安なので、30GB以下で家族や複数回線利用の場合がおススメです。

LIBMOは、データ使用量に変動のある方でも、追加データが90日間有効なので、月末にデータが足りなくなって追加したものの、使いきれずに無くなるという無駄がありません。

もちろん使わなかった時は、翌月まで繰り越せますので、安心です。

1契約の単独利用でデータ使用量が変動する方、スマホを特価で買いたい方、電話をかけ放題で使う方は、おススメです。

LIBMO

音声系サービス

音声系サービスを下表にまとめました。

格安SIMは、大手キャリアサービスと比較すると、音声オプションサービスは使えないものが多いですが、ご紹介している3社は、音声サービスも充実しています。

項目IIJmio
(インターネットイニシアティブ)
イオンモバイル
(イオンリテール)
LIBMO
(トーカイコミュニケーションズ)
通話料11円/30秒11円/30秒(注1)22円/30秒
通話アプリ不要
※通話定額はアプリ必要
不要
※au回線のかけ放題はアプリ必要
不要
5分以内かけ放題500円
超過料金11円/30秒
550円
超過料金11円/30秒
550円
超過料金11円/30秒
10分以内かけ放題700円
超過料金11円/30秒
935円
超過料金11円/30秒
770円
超過料金11円/30秒
かけ放題1,400円/月1,650円1,430円
留守番電話330円330円330円
転送電話無料無料無料
割込通話220円220円220円
着信通知×記載なし×記載なし×記載なし
番号通知お願い×記載なし×記載なし×記載なし
迷惑電話撃退110円無料無料
国際ローミング〇有り〇有り〇有り
SMS送信3.3~33円/70文字~670文字
受信無料
送信3~33円/回
受信無料
送信3.3円~
受信無料
金額は税込

各社、緊急通報(110番や119番など)は対応しています。
また、フリーダイヤルなどにもかける事ができます。着信先の設定によっては、繋がらない場合があります。

初期費用、解約費用

初期費用や解約費用など一時的に発生する費用は以下になります。

項目IIJmio
(インターネットイニシアティブ)
イオンモバイル
(イオンリテール)
LIBMO
(トーカイコミュニケーションズ)
初期事務手数料3,300円3,300円3,300円
SIM発行手数料・タイプD:433.4円(税込)
・タイプA:446.6円(税込)
・eSIM:220円(税込)
433円
SIMカード送料0円0円0円
プラン変更手数料0円0円0円
SIM再発行手数料2,200円(★1)3,300円3,300円
eSIM再発行手数料220円
契約解除料0円0円1年以内の解約は、契約プランの月額利用料1ヶ月分相当
MNP転出手数料0円0円0円/web手続き
1,100円/電話手続き
金額は税込

契約事務手数料は格安SIMの場合、3,300円(税込)かかるのが一般的です。

解約費用については、上記3サービスに限らず0円の場合が多いので、気に入らなければ乗り換えがしやすい点はメリットです。

ですが、LIBMO(音声SIM)は1年間の最低利用期間があるので、1年未満の解約は契約プランの月額利用料1ヶ月分相当がかかりますので、注意しましょう。

LIBMO

乗り換え時の注意点

格安SIMやキャリア系オンラインブランドは、料金が安くなる点は魅力ですが、使えなくなるサービスもありますので、以下でご紹介します。

■キャリアメールが使えなくなる。

金融機関や学校との連絡先に使っている場合は、Gメール等のフリーメールアドレスに変更の手続きをしましょう。

私はGメールを愛用しています。

GメールはGoogleが提供しているフリーメールサービスです。
15GBの容量を無料で使えて、スマホやPCどちらでも同じ画面で見る事ができるので、とても便利です。

キャリアメールアドレスを継続して使いたい場合は「キャリアメール持ち運びサービス」があります。

有料(330円/月)ですが、格安SIMに乗り換えてもキャリアメールを変えずにそのまま使えます。

乗り換え(解約)をした後に、約1ヵ月以内に手続きが必要です。

メールソフトの設定が必要だったりしますので、事前にキャリアの公式サイトで確認しておいた方が良いでしょう。

■ショップでのサポートが受けられなくなる

格安SIMや大手キャリアオンラインブランドは、基本的に手続きや設定は自分で行う必要があります。

不具合が起こった時に、ショップに行って解決してもらう事はできませんので、設定やトラブル対応が苦手な方は、ショップでサポートを受けられる「UQモバイル」か「ワイモバイル」をおススメします。

■スマホが対応していない場合がある

周波数について

これは、各社使っている周波数が違う事が要因です。
電波が来ていても、スマホがその周波数に対応していなければ、電波を掴む事はできませんので、通信ができません。

iPhoneはiPhone 6s以降であれば、ほぼどの格安SIMも対応している場合が多いです。

これはiPhoneが、日本の通信事業者が使う周波数にひろく対応している為です。

一方でandroidスマホは、機種によって対応している周波数が異なります。
同じメーカー・機種でも、販売しているキャリアで使える周波数が異なるケースも多いので、注意が必要です。

ドコモの通信回線を使っている場合、androidスマホでも、ドコモで購入したスマホであれば、周波数の確認は必要ありません。
(イオンモバイル・LIBMO・IIJmioは、ドコモ回線を使っています)

auの通信回線を使っている場合、androidスマホでも、au・UQモバイルで購入したスマホであれば、周波数の確認は必要ありません。
(イオンモバイル・IIJmioはau回線も選べます)

この対応周波数については、乗り換えを検討している格安SIMの公式ページに動作確認端末が掲載されていますので、必ず確認をしましょう。

IIJmioの公式サイトはコチラです。

IIJmio(みおふぉん)

LIBMOの公式サイトはコチラです。

LIBMO

SIMロック解除について

SIMロック解除も、現時点では必要な事が多いので、今自分が契約している通信事業者にSIMロック解除が可能か確認しましょう。

大手通信キャリアは、殆どがオンラインの契約者ページでSIMロック解除が可能です。

各社SIMロック解除ができる条件が違いますので、今契約している会社の公式サイトで調べて、SIMロック解除が可能か確認しましょう。

ちなみに、もともとSIMフリー端末を購入している場合や楽天モバイルで購入したスマホは、当初からSIMフリーで販売していますので、確認の必要はありません。

まとめ

15GBの中容量データプランを提供している格安SIMの「最安ベスト3」をご紹介しました。

料金だけでなくサービス内容も充実している格安SIMです。自信を持っておすすめできます。

また、留守番電話などの通話系オプション機能も充実していますので、安心して使う事ができます。

今回の3サービスは、格安SIMの中ではサービス内容が充実しているので、一度使ってみる価値は十分あると思います。

IIJmioは、技術力の高いIIJが運営しているので、eSIMが使える点は大きな特徴です。

特価スマホの販売も人気で、月額料金も安く、総合的なサービス品質の高さが、おススメの格安SIMです。

IIJmioの公式サイトはコチラです。

IIJmio(みおふぉん)

イオンモバイルは、豊富な料金プランで単独利用でも安いですが、シェアプランが特に安いので、家族で利用する場合などに大きなコストメリットがあります。

イオンモバイルの公式サイトはコチラです。

イオンモバイル|イオンの格安スマホ・格安SIM
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