eSIMといえば、即時開通のイメージがありますが、mineoは即時開通できる場合とできない場合があります。
この記事では、私が実際にmineoをeSIMで契約して即日開通するのか試してみましたので、レポートします。
また、mineoのeSIMを使う時の注意点も併せてご説明します。
この記事は2023年4月20日時点の情報です。
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結論 mineoのeSIMは最短で即日開通する場合もある
mineoのeSIMは、どこの解説サイトでも最短で「即日開通」を謳っていますが、実際にはどうなのでしょうか?
ケータイショップに行かずに、オンラインで、自宅でパパッと開通できるなら、それが一番です
私がmineoに申込みをしたのは、とある4月の日曜日の夕方5時くらいでした。
元々「povo2.0」で使っている「iPhoneSE3」に「mineo」を「eSIM」で追加して、「デュアルSIM」にする為です。
果たして、即日開通するのかどうか?
mineoの契約手続き自体は、申し込む内容(基本料金プランやオプション等)が決まっていれば、15分程度でできます。
本人確認も本人確認書類も、謎のエラーが出ることもなく、あっさり完了しました!
これは、色々な格安SIMサービスを試している私としては、とてもスムーズで好印象です。
これなら、即日開通も楽勝かと思ったのですが、結論は即日開通しませんでした。世の中は、そう甘くありません!
時間がかかる理由は、「加入審査」にありますので、次項で説明します。
mineo申込み時の加入審査について
「eSIM」は、SIMカードのように郵送を待つ必要がないので、ダウンロードして初期設定すれば、すぐ使えます。
なのですが、このダウンロードに行き着く前に、mineoでの申し込みに対する「加入審査」があり、これに時間がかかります。
「加入審査」が完了すると、申込みの際に登録したEメールに連絡がきて、「eSIM」をダウンロードできる状態になります。
私の場合、この「加入審査」の完了連絡は翌日の夕方に来ました。つまり、約1日かかりました。
申込みしたのが、4月だったので申込みが多い時期ではあります。4月でなければ、もう少し早く「加入審査」は完了すると思います。
ですが、「最短で即日開通」と言われているのは、「朝イチ」で申込みをした場合になります。そして、「加入審査」が問題なく通ればです。
「加入審査」と言っても、「本人」と「本人確認書類」の整合性をとったり、「本人確認書類」が条件にあったものか、写真や文字が読み取れるか等がメイン作業になります。
mineoに勤めていた訳ではないので、正確には判りませんが、クレジットカード会社の審査もあると思います。
ケータイ電話は、残念ながら犯罪に使われる事もあります。その為、キャリアショップでは原則、契約者本人が、来店しないと契約できませんし、本人確認書類も原本でなければなりません。コピーではダメです。
そのような理由で、ケータイ電話の契約は思っているより厳格です。不審な点がない皆さんは、特に問題もなく審査に通ってしまうので、厳格さを感じる事は少ないと思います。
クレジットカードも契約者本人名義である必要があるのは、このような理由からです。
加入審査が終わって、eSIM作って、マイページの準備して、それからやっとメールで連絡が来るので、まぁまぁ時間がかかります。
もう少し短縮はできそうな気もしますが・・・
という事で、最短当日開通を目指すには、朝イチで申し込んで、15時~夕方をイメージしておくと良いでしょう!
mineoのeSIMを使う際の注意点
mineoは「マルチキャリア対応」で「eSIM」が使える、数少ない格安SIM(スマホ)事業者です。マルチキャリアのメリットは、私のように「デュアルSIM」を使う場合に、異なるキャリア回線を選べる点です。
これは、万一の通信障害が起こった時にバックアップがとれるので、とても助かります。
ここで、逆のケースの場合の注意点です。スマホが対応している周波数の話しになります。
例えば、ドコモのAndroid端末をご利用の場合に、そのスマホの周波数が、ドコモにしか対応していない場合があります。
この場合、それを知らずに「楽天モバイル」等の異なるキャリアを契約してしまうと、そのスマホは楽天の周波数に対応していないので、通信に支障がでます。電波の入りが悪い、データ通信速度がでない、最悪通信できない等。
この場合、「mineo」であれば「Dプラン(ドコモ回線)」を選ぶだけで解決します。
ただし、メイン回線・サブ回線ともに、同じドコモ回線なので、ドコモ回線で障害が起きたら、mineoも使えなくなります。
スマホの周波数については、以下の記事で説明していますが、テクニカルな事が苦手な方は、異なる通信回線は諦めて、今ご利用の通信キャリアと同じキャリア回線をmineoで選べば、殆どの場合、周波数に関しては問題なく使えます。
異なるキャリアで使ってみたい時は、以下の記事で周波数の事をご説明していますので、ご参照ください。この記事の最後にも記載していますので、読み終わった後でもご覧いただけます。
スマホの周波数については、分かりにくい事が多い為、mineoの動作確認済み端末のページを見るのが一番早いです。完璧ではないですが、掲載機種は、おそらく一番多いです。
mineo公式サイトのトップページに「端末」という項目がありますので、そこからすぐ確認出来ます。
mineo公式サイトはこちら(トップページにリンク)
eSIM(デュアルSIM)をiPhoneで使う場合の注意点
ここで、iPhoneの場合の注意点をお伝えします。
iPhoneは、「APN構成プロファイル」がiOSの仕様上1つしか入れる事が出来ません。
「eSIMプロファイル」と混同しがちですが、「eSIMプロファイル」は、「eSIM本体」の事です。
間違わないように注意しましょう!
「APN構成プロファイル」は、格安SIM(スマホ)サービスで「データ通信」を使う際に殆んどの場合、必要になるファイルです。
この「APN構成プロファイル」は、通信事業者のパラメーターが入っていて、このファイルを元にデータ通信をしますので、この「APN構成プロファイル」を入れられないと、データ通信を行う事が出来ません!
つまり、iPhoneをご利用で、mineoを「デュアルSIM」で2つ目に使う場合、皆さんが1つ目に使っている通信サービスが「APN構成プロファイル」が必要なサービスであった場合、2つ目のmineoで「データ通信」は使えません。
対処法は、ありませんが、以下の通信サービスは「APN構成プロファイル」のインストールが不要で使えます。そのため、mineoと組合せて使う事ができます。
逆の言い方をすると、以下に記載の通信サービス以外は、iPhoneではmineoと組合せて使えませんので、「デュアルSIM」をご検討の際はご注意ください。
上記は、iPhoneでデュアルSIMを使う場合の注意点です。
Androidについては、「APN構成プロファイル」が1つしか入れられないという制約は、聞いた事がありませんので、ほぼ大丈夫なはずです。念のため、mineoの「動作確認済み端末」を確認し、ご利用の機種が動作確認OKになっているかを確認しましょう。あと、前述済みですが、Android端末は周波数がすべての大手キャリアに対応していない場合があります。この場合は、通信に支障がでる可能性が高いので、これもmineoの「動作確認済み端末」を確認しましょう!
mineoの動作確認済み端末に掲載がない場合、あるいは掲載はあるものの、使いたいキャリア回線の記載がない場合は、以下の記事を解決できるかもしれませんので、チェックしてみて下さい。
この記事の最後にも掲載していますので、読み終わった後でもご覧いただけます。
mineoとオススメのデュアルSIM組み合わせ
eSIMを使う場合、私のように「デュアルSIM」を検討している方も多いと思います。
そこで、mineoと組み合わせて使う場合のおススメの通信サービスについて、ご紹介します。
前述のとおり、mineoは「マルチキャリア対応」の数少ない格安SIM(スマホ)通信事業者である事がメリットです。
という事は、mineoに関しては「組み合わせ」は自由です。
皆さんが、ドコモ(ahamo)を使っていようが、au(UQモバイル、povo2.0)、ソフトバンク(Y!mobile、LINEMO)、楽天モバイル、どこのキャリアを使っていても、mineoなら異なるキャリアでバックアップをとって「デュアルSIM」が出来ます。
最後に、一応私のオススメ「デュアルSIM」組み合わせも書いておきます。
私は「mineo」+「povo2.0」で使っています。
「povo2.0」は、基本料金無料なので、万一の通信障害用にバックアップ回線として持っています。
mineoは「マイピタ1GB」ですが、オプションの「パケット放題プラス」で、月額1,683円(税込)という激安で「データ使い放題」にしています。mineoの「データ使い放題」が激安の理由は、最大通信速度を1.5Mbpsに制限している為です。
私は「web閲覧」や「SNS」、「YouTube」を日常的に使いますが、このような特別に速度を必要としない使い方であれば、1.5Mbpsでかなり使えます。
ただし、YouTubeの最初の読み込みは10秒くらい待つことが多いです。同様に写真や動画が多い場合は、webでもSNSでも読み込みに多少時間がかかります。
安くても遅すぎると使い物になりませんが、この1.5Mbpsは、ギリギリ使える速度なのです。少しガマンはいりますが、安い料金を考えると絶妙なバランスといったところでしょうか!
↓以下は、mineoの公式サイトで案内されている1.5Mbpsで使えるサービスのアンケート画像です。
現在は、「マイピタ割」という最大4ヶ月間▲1,188円の割引があるので、「マイピタ1GB」の場合は、「110円(税込)」で利用できます。
パケット放題プラスが月額385円(税込)なので、併せても495円(税込)です。
1.5Mbpsは、皆さんの利用用途で使い物になるかならないかが変わってきますので、最初は安くお試し感覚で使うのが、オススメです。
最低利用期間もなく、解約費用は「契約解除料」も「MNP発行手数料」一切かかりませんので、気に入らなければ即日解約しても大丈夫です。
mineoは、料金も日割りで、当月解約は満額請求とかもないので、本当に良心的です。
あと、忘れていけないのが初期費用になります。3,740円(税込)かかります。「事務手数料3,300円」+「SIM発行手数料440円」。
初期費用はかかる事を頭にいれておきましょう!
2月いっぱいは事務手数料が無料になる案内が表示されたらラッキーです。先日mineoのページを見ていたら表示されました。表示される場合とされない場合がありますので、表示されたらラッキーです!
多くの通信サービスを比較していますが、mineoは至れり尽くせりです。2022年のオリコン「格安SIM部門」の顧客満足度No.1に輝いているだけの事はあります。
という事で、私の「デュアルSIM組み合わせ」のオススメは「mineo」です!
↓「マイぴたプラン」の詳細説明は以下のバナーから公式サイトで確認できます↓まとめ
mineoのeSIMが、即日開通できるのかどうかについてレポートしました。結論は、「最短で」という枕の言葉付きで、「即日開通できる」という事になります。
朝イチで申し込んで当日の夕方に開通すれば即日開通になりますが、絶対ではないので、使い始めたい日の前日か前々日に申し込んでおくのが無難です。
仮に、木曜日の夜に申し込んでおけば、1日かかって金曜日の夜に受付完了のメールが来ても、土曜日にゆっくり開通作業が出来ます。
「デュアルSIM」の場合、初期設定でトラブル事もあり得ます。
以下の記事で、予期せぬ初期設定トラブルの事例や注意点をまとめていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
目次2の、初期設定注意点が参考になると思います。記事はiPhoneメインで書いてますが、目次2は、Androidも共通の内容です。
mineo公式サイトはこちら
(トップページにリンク)
<合わせて読みたい>
↓本文でご紹介したスマホの周波数について書いている記事です。
↓本文でご紹介した、mineoの「動作確認済み端末」に掲載がない場合の対処法について説明している記事です。
↓mineoの「eSIM」をiPhoneで使う場合の総合ページです。
この記事は以上です。