スマホのテザリングのみで1人暮らしをした時の実録レポートです。果たして固定インターネット無しで現代のネット時代を乗り切れるのかをお伝えします!
この記事は、1人暮らしの貴方または1人暮らしの家族がいる貴方へ贈ります。
ふうカフェでは元プロ(通信会社勤務)の筆者が、実体験を基に記事を作成しています。お役に立つと嬉しいです(^_^)/
結論:スマホテザリングのみの実利用レポート
まず結論だけを先に書くと、私は約5年半の単身赴任生活をスマホのテザリングのみで乗り切りました。
また、大学生の子供も6年間スマホのテザリングのみで生活しました。
問題なく使えるかと言われれば全く問題がない訳ではありません。でも使えないかと言われれば、使えない事はないというのが結論です。
どっちやねん!
と、突っ込まれそうですが、結論は5年半スマホテザリングだけで生活できたので有りです。
筆者の困った事は、アップロードに時間がかかる点です。
それ以外は特筆するような困った事はありませんでした。
あと、そもそもの話になりますが、固定の光インターネットを契約しなかった一番の理由は、通信費を抑えたかったから。
実家で家族がいるなら、光インターネットを契約する事をおススメしますが、今回は一人暮らしなのでスマホテザリングのみでも何とかなるというお話です。
単身赴任も大学生の1人暮らしも家計に負担がかかりますので、ネット費用はなるべく安く抑えたかったんです。
ちなみに私も子供も、パソコンでネットをほぼ毎日使いました。パソコン用のWEBサイトはスマホより多くのデータ量を消費しますので、テザリングを使うとスマホ単体で使う時と比較して一気にデータ量が増えます。
その為、スマホ料金プランでテザリングのデータ量に制限がある時は注意が必要です。
そこで次項では実際に使って感じた、スマホテザリングだけでパソコンのネット利用をした時のメリット・デメリットを両面からレポートします。
スマホテザリングのみを使うメリット
筆者が使って感じたメリットベスト3をご紹介します!
1.通信コストが削減できる
2.通信速度もそこそこ満足できる
3.引越してすぐ使える(工事不要)
<メリット1>
前述済みですが、固定インターネットの費用が削減できる!これが一番のメリットです!
メリットはこれに尽きると言っても過言ではないでしょう。
マンションの光インターネットの相場は4,000円前後です。年間約48,000円のコスト削減となります。
毎月4,000円浮くと考えると結構大きいです。
食費にあてたり自己投資にあてたり、何に使おうか色々考えるだけでも楽しいです!
とは言え、私の場合は一人暮らし分の余分な生活費がかかる事を考えると、できる限り余分な費用の発生を抑えるのが最重要だったので、浮いた4,000円を別に回して使う事はできませんでした( ;∀;)
スマホテザリングを使えば、光インターネットの余分な費用がかからないのが一番のメリットである事は間違いありません。では通信速度など使い勝手はどうなのかを次のメリット2でご紹介します。
<メリット2>
最近のスマホの通信速度は向上しているので必要最低限の通信速度は期待できる!
筆者はスマホテザリング(パソコン)で、通常のネット検索・映画(動画)の視聴、オンライン会議、テレワーク、Eメールでの10MB前後の添付ファイル送信、Googleドライブへの1GB前後の動画ファイルアップロードといった作業をよくやりました。
殆どの作業で問題なく使えましたが、1GBを超える動画ファイルのアップロードだけは、ちょっと厳しいなあ(時間がかかる)という感想です。
10MBのファイルを添付したEメール送付もアップロードの部類で時間がかかりますが、Gメールを使っていたので、さほど気になりませんでした。
Gメールはファイルアップロードのステータスが分かるので、アップロード完了後の送信は一瞬で終わります。見えてる安心感のような感じです。
スマホの通信速度については、測定すると、ダウンロードの方が早くアップロードの方が遅いという結果がでます。光インターネットと比較すると大容量ファイルのアップロードはスマホテザリングの苦手な部分となります。
通信速度に関しては個人の感想では信ぴょう性が低いので、「みんなのネット回線速度(通称みんそく)」というサイトでキャリアの通信速度を比較した情報で説明します。
下図は実際のみんそくサイトのキャプチャ画面です。
どのキャリアを見てもダウンロードは100Mbpsをオーバーしており、十分な通信速度が出ています。
最近の楽天モバイルはエリア改善を強力に進めていますが、141Mbpsで断トツの1位となっているのは新鮮な驚きです。
みんそくは一般ユーザーが投稿しているスピード測定結果を集計している(客観的な情報)なので、判断材料としては良いサイトです。
前述のとおりアップロード速度が遅いのが目につきますが、これはデメリットの所で記載します。
注意点としては、あくまで平均値なので、皆さんが使う場所で同じ速度がでるとは限らない事です。
特に同じ住所でも外で使うのと屋内で使うのは結果が変わります。
こればかりは、実際に自分が使う部屋の中で使ってみるしかないのでご留意ください。
とはいえ、オンライン会議でも映画視聴でも30Mbpsあれば使えますので、大抵の場合は問題なく使えると想定されます(^o^)
あと固定インターネットとの比較ですが、無料Wi-Fi(インターネット)が使えるマンションの場合、スマホテザリングの方が通信速度が速い場合があります!
最近はWi-Fi(インターネット)が無料で使えるマンションが数多くあります。入居者は固定インターネットを契約しなくて良いのでマンション側はそれを売りにして入居者を集めています。
問題は無料Wi-Fi(インターネット)の通信品質が良いかどうかです。
入居者側は無料ですが、オーナー側にはWi-Fi(インターネット)の費用がかかっています。
オーナー側の立場で考えると出来るだけ安いネット回線とWi-Fi機器を入れてコストを抑えたいのが実情です。
その為、マンションの無料Wi-Fi(インターネット)は、非常に遅くて使い物にならないケースが散見されます。
私も子どもも無料Wi-Fi付き物件に住みましたが、遅すぎて最悪でした。
スマホのテザリングの方が明らかに早くて快適でした。
もちろん、全部の無料Wi-Fi(インターネット)が遅いとは言いません。
どうせ無料なので、使ってみて速ければそのまま使うのが一番オトクです。
ただ遅いケースも多いので、そうであればスマホのテザリングと併用するかスマホテザリングのみで使う方がベターです!
<メリット3>
引っ越してすぐ使える!
上のイラストのように、引っ越し直後の段ボールが整理できていない状態であろうが、スマホのテザリングさえあればパソコンをネットにつないで使う事ができます!
固定インターネットのように申し込んでから開通まで待つ時間がありません。
また、固定インターネットは工事の立ち合いで会社や学校を休んだりしないといけないので面倒です。
スマホテザリングの場合は、持っているスマホがそのまま使えますので、非常に便利です。
地味ですし、当たり前すぎて意識しないかもしれませんが、今の時代は便利さもポイント高いのでメリットとしてあげておきます。
スマホテザリングのみを使うデメリット
筆者が使って感じたデメリットのベスト3をご紹介します!
1.速度制限がかかると使えない
2.エリアが悪いと通信速度がでない
3.大容量ファイルのアップロードは苦手
<デメリット1>
テザリングで使えるデータ量を越えると速度制限がかかる
スマホテザリングのデメリットは使えるデータ量に上限があるプランの場合、上限を越えると速度制限がかかってしまい、通信速度が出なくなる事です。
制限速度はプランで様々ですが、大手キャリアの具体例でいくと以下になります。
キャリア名 | 料金プラン名 | テザリング 料金 | テザリング で使える データ量 | 速度制限 の通信速度 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 無料 | データ無制限 | 制限なし |
ドコモ | eximo | 無料 | データ無制限 | 制限なし |
au | 使い放題MAX 5G | 無料 | 30GB | 128Kbps |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 無料 | 50GB | 4.5Mbps |
まず「楽天モバイルのRakuten最強プラン」と「ドコモのeximoプラン」はテザリングで使えるデータ量は無制限です。データ使い放題なので「速度制限」もありません。(注)
「auの使い放題MAX」は「30GBを超えると128Kbps」に制限されます。
128Kbpsはテキストベースの「LINE」「Eメール」程度しか使えませんので、テザリングのみの利用プランとしてはおススメしません。
「ソフトバンクのメリハリ無制限+」は50GBを超えると4.5Mbps」に制限されます。50GB以内に収まるのであれば良いですが、超過した時に4.5Mbpsというのは128Kbpsと比べると良いですが、心もとない速度です。
100Mbpsと比較してかなり遅くなりますので、スマホテザリングだけで使う場合は、できればデータ容量無制限のプランをオススメします。
(注)悪意を持って通信回線を占有したりネットワークに負荷のかかるほどの大量のデータを流し続けると速度制限の対象になりえます。またネットワークが混雑している時は、速度制限がかかる場合があります。
速度制限については明確な基準が掲載されていませんので、●●GB以上使ったら気を付けるといった事はできません。個人ユーザーの一般的な利用であれば特に気にしなくて大丈夫です。
<デメリット2>
エリアの電波の良し悪しで通信速度が出ない場合がある。
これは固定インターネットには無いデメリットです。
ケータイは無線ゆえに基地局との位置関係で電波が入りにくい場合があります。
室内で確認しないとわからない事なので、内覧できる時は必ずアンテナピクトが何本立っているか確認しましょう。
ちなみに、筆者の現在の家では「au」の電波がよく入ります。
「ドコモ」は基地局の場所が悪いようで家の中では電波の入りが悪いです。
外に出れば、ドコモもばっちりアンテナ立ちますが、家の中ではイマイチです。
実際に利用する場所で、仮にドコモの電波の入りが悪い場合はキャリアを変えて試してみるしかないです。私の実家の例のように別のキャリアなら電波がよく届く事はありえます。
<デメリット3>
大容量のファイルアップロードはいまいち。
まともな固定光インターネットを使っている方は特に感じると思いますが、大容量データの送受信は光インターネットに軍配があがります。
最近のスマホはかなり高速通信ができるようになっていますが、瞬間的には大丈夫でも大容量データである程度長い時間アップロードが続くと、止まっていたり極度に遅くなってかなり時間がかかるケースがあります。
私の場合、子どもの部活の試合をホームページにアップして子どもが見れるようにしていたので、アップロードにかなり大容量データを使っていました。ビデオは1GBを超えるデータだったので、調子が悪い時は4~5時間かかる事もありました。
とはいえ毎日だと困りますが、月に1回の頻度だったので辛抱しました。
月1回といっても、ビデオは毎回10本くらいはあったので、1週間くらいかかってアップロードしてました。
まあ単身赴任の一人暮らしですから他にすることもないので、多少時間がかかってもガマンできたのだと思います。
ちなみに、zoomやMicrosoft Teamsといったオンライン会議系は、スマホのテザリングでも問題なくできましたので、テレワークをする方でも何とかなると思います。
スマホテザリングのおすすめキャリアと料金プラン
この項目では現在提供されている、スマホテザリングが低料金で使えるサービス(料金プラン)をご紹介します。
これから私が一人暮らしをするならこれを選ぶというサービス(料金プラン)になります。
おすすめキャリア①:
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」3,278円(税込)※データ容量無制限
おすすめキャリア②:
ドコモ「ahamo」2,970円(税込)※データ容量20GB
ドコモ「ahamo大盛り」4,950円(税込)※データ容量100GB
おすすめキャリア③:
IIJmio「ギガプラン」3,540円(税込)※データ容量50GB eSIMデータ専用プラン(ドコモ回線)
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IIJmio「ギガプラン」1,950円(税込)※データ容量55GB 音声プラン(ドコモ回線・au回線)
スマホテザリング おススメNo1:楽天モバイル
現在のオススメは、楽天モバイルです。
スマホ単体でもテザリングでもデータ無制限で使えるので、データ量を気にするストレスから解放されます(^o^)
楽天モバイルの料金プランの特徴
データ容量 | 月額料金(税込) | 割引適用後 月額料金(税込) |
---|---|---|
3GBまで | 1,078円 | 968円 |
3GB以上 20GB未満 | 2,178円 | 2,068円 |
20GB以上 (データ高速無制限) | 3,278円 | 3,168円 |
上表の通り、使ったデータ量によって「3段階の料金」が自動で適用されます。
20GB以上のデータ無制限料金「月額3,278円(税込)」は、大手キャリアの無制限プランの中で最安です。
割引適用後料金は家族で使った場合に割引になるおトクなプログラムです。
大手3キャリアのデータ使い放題プランは、なぜか全部同額で、4,928円(税込)です。楽天モバイルなら毎月▲1,650円もお得に使えます!
キャリア名 | 料金プラン名 | 割引適用後 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,168円 |
ドコモ | eximo | 4,928円 |
au | 使い放題MAX 5G | 4,928円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 4,928円 |
キャリア名 | 料金プラン名 | テザリング 料金 | テザリング で使える データ量 | 速度制限 の通信速度 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 無料 | データ無制限 | 制限なし |
ドコモ | eximo | 無料 | データ無制限 | 制限なし |
au | 使い放題MAX 5G | 無料 | 30GB | 128Kbps |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 無料 | 50GB | 4.5Mbps |
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しかも、楽天モバイルの料金は複雑なセット割が不要なので、単身赴任用に1台だけ契約しても一番安いです。
前述の大手3キャリアの4,928円(税込)という料金は、3つのセット割を合わせた最大割引金額です。割引無しだと7,000円を越えますので十分ご注意下さい。
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初期費用無料(契約事務手数料)
※SIM発行手数料もかかりません
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契約解除料無料(解約手数料)
契約期間の縛りはないのでエリアに問題があれば短期解約も可能です。
(注)2024年2月21日(水)より、利用実態がない回線への契約解除料(解約事務手数料)の請求が1,078円発生する仕様に変わりましたので、ある程度試してから問題がある場合には解約するようにしましょう。
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追加料金なしで、電話も使い放題(RakutenLinkアプリを利用した場合)
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楽天市場で楽天ポイント毎日全員5倍に倍率UP!
などなどメリットはあげればキリがないので、詳しくは楽天モバイルの公式サイトを参照ください。
少しマニアックですが、以下のようなメリットもあります。
料金プランのデータ容量を使い切らなくても、3日間で10GB以上使った場合に速度制限がかかるといったサービスもありますが、楽天モバイルはそのような制限はないので、パソコンなどでデータを多く消費する使い方に十分対応できます。
良いことばかり書いても何なので速度制限について、楽天モバイル公式サイトある記載を紹介します。
公平なサービスのため、速度制限の場合あり。環境により速度低下する場合あり。
とても簡単な内容で、どういう条件で制限がかかるのか推測できません。
この速度制限の記載は、特に悪質なネットワークの使い方(一定期間内に大量の通信をし、ネットワークを占有する、負荷をかける等)への対策としての意味合いが強いです。
つまり、Netflixで一晩中映画を見たからといって制限対象になるものではないです。
他の大手キャリアは、料金プランが複数あるので、その料金プランが対象となる速度制限条件の有無は必ず確認しましょう。
契約してから利用に支障があると面倒ですから。
もし、通信費余裕があるなら、光インターネットを引くのが一番です。
なぜなら、固定回線であるひかりインターネットが一番回線品質が高く、通信速度や大容量通信を安定して使う事ができるからです。
安さを求める場合は、楽天モバイルがコスパ最強なのでおススメNo1です!
スマホテザリング おススメNo2:ahamo
ahamo(アハモ)は、NTTドコモが提供する低価格のモバイル通信プランです。
まず、基本サービスのahamoを説明してからテザリングで使う「ahamo大盛り」を説明します。
料金プラン:ahamo
月額2,970円(税別)で利用可能です。
データ容量は月間20GBまで(超過後は最大1Mbpsで通信可能)
国内通話料は1回あたり5分まで無料で、5分以降は30秒あたり20円(税別)
ahamoは、2,980円の基本料金の中に5分以内の通話かけ放題も入ってますので、スマホとしても十分安く使えます。
テザリング:ahamo
ahamoでは、スマートフォンのデータ通信を他のデバイス(PC、タブレットなど)と共有して使えます。
テザリングは無料で利用でき、20GBのデータ容量内でテザリングを行えます。
設定は簡単で、スマホと接続する機器とで簡単な設定をするだけで利用できます。
今回はテザリングがメイン用途なので、ahamoに1,980円追加するだけで大盛りにできます。ahamo大盛りは、80GB追加されて合計で100GBのデータ容量になります。
テザリングも100GBフルで使えますので、100GBあれば余程の使い方をしない限りデータ量としては十分です。テザリング自体は無料で利用可能です。
データ容量 | 月額料金 (税込) | テザリング 料金 | テザリング で使える データ量 | 速度制限 の有無 | 速度制限 の条件 | 速度制限時 の通信速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
20GB | 2,970円 | 無料 | 20GB | あり | 20GB超過 | 1Mbps |
100GB | 4,950円 | 無料 | 100GB | あり | 100GB超過 | 1Mbps |
最初はahamoか大盛りのどちらかで試してみてデータ量をみてから自分にあっているプランに変更しましょう。
データ容量をオーバーした場合、1Mbpsに速度が制限されますが、どうしても高速通信が必要な場合は、1GBあたり550円でデータの追加が可能です。データを追加すると速度制限なしで利用できます。
注意点として、追加できるとしても1GBあたり550円はギガ単価としては高いです。
テザリング中は通信量が増えるため、20GBギリギリの場合は大盛りを選んでおくほうが安くつく事が多いです。
スマホテザリング おススメNo3:IIJmio ギガプラン(eSIMデータ専用タイプ)
IIJmioの「ギガプラン(eSIMデータ専用タイプ)」は、ドコモ回線を利用したプランで、以下の特徴があります。
最大のデータ容量プランは、月額料金: 3,540円(税込)で50GBを提供します。
データ容量 | 月額料金 (税込) | テザリング 料金 | 速度制限時 の通信速度 |
---|---|---|---|
2ギガ | 440円 | 無料 | 300Kbps |
5ギガ | 660円 | 無料 | 300Kbps |
10ギガ | 1,100円 | 無料 | 300Kbps |
15ギガ | 1,430円 | 無料 | 300Kbps |
20ギガ | 1,650円 | 無料 | 300Kbps |
30ギガ | 2,700円 | 無料 | 300Kbps |
40ギガ | 3,300円 | 無料 | 300Kbps |
50ギガ | 3,900円 | 無料 | 300Kbps |
テザリング: ギガプランはテザリングに制限を設けていません。
テザリングを利用する際は、通信設定を選択し、スマートフォンを他のデバイスに接続することで、インターネットを共有できます。
50GBでより少ないデータ量で足りる場合は、10GB単位で選べるIIJmioがオススメです。
注意点は、月額プランのデータ容量を超過すると通信速度の制限がかかり300Kbpsとなります。
また、3日あたりの通信量が366MBを超える場合も、通信速度の制限が適用されます。
これは、月額プランのデータ容量を超過していなくても別途制限がかかりますのでご注意ください。
まとめ
一人暮らしのインターネット環境は、家計を優先するのであればスマホテザリングのみで十分使えます。
ただし、マンションの部屋の中までケータイの電波がよく入る事が条件です。
エリアが良ければスマホテザリングでも、100Mbpsを超える通信速度がでますので、問題なくネットを使う事ができます。
ただしエリアの良し悪しや通信速度についてはスマホの性能に依存する部分もありますので、可能なかぎりハイスペック端末を使われる事をおススメします。
またスマホの性能が良くてもケータイのエリアが悪ければそもそも通信速度がでません。この場合は、キャリアを変えるとエリアが改善する可能性がありますので、キャリアを変えて試してみる事をおススメします。
キャリア変える時にスマホが対応しているバンド(周波数)に注意する必要があります。この説明は長くなりますので、以下の記事を参照ください。
もしケータイのキャリアを変えてもエリアが改善しない場合は、光インターネットの契約を検討しましょう。
スマホテザリングのみで使う場合のおススメのサービス(料金プラン)も紹介しましたが、一番のおススメは楽天モバイルです。
楽天モバイルのテザリングサービスは、他の大手キャリアのサービスと比較して一番安く使えるのが最も優れている点です。
次に、テザリングで使えるデータ量について、楽天モバイルとドコモの「eximo」はテザリングに関するデータ制限を設けておらず、制限なしで利用できます。
一方、auの「使い放題MAX」は30GBまで、ソフトバンクの「メリハリ無制限+」は50GBまでのデータ量制限があります。
さらに、速度制限の有無について、楽天モバイルとドコモeximoではテザリング利用時の速度制限が設けられておらず、常に高速な通信が可能です。
一方、auの「使い放題MAX」とソフトバンクの「メリハリ無制限+」ではテザリングで使えるデータ量を超えると通信速度が制限されます。auの「使い放題MAX」は128Kbpsとなりソフトバンクの「メリハリ無制限+」は4.5Mbpsとなります。
筆者としては速度制限がかかるとストレスになりますので、可能な限り楽天モバイルかドコモのeximoを利用する事をおススメします。
最後に、通信障害に備えてデュアルSIMの利用を提案します。デュアルSIMを利用することで、他のキャリアの回線を利用できるため、通信障害時にも安心して通信を継続することができます。
私が実際に経験した一人暮らしのインターネット利用は、スマホテザリングのみでも対応可能でしたが、1GB前後の大容量ファイルをアップロードする時だけは、光インターネットに劣るのでガマンが必要です。
光インターネットと速度を比較すると劣る部分はあるものの、料金を大きく削減できますので、速度と料金どちらを重視するかでスマホテザリングを選択するか判断すると良いでしょう!
この記事は以上です。