【買う前に知っておきたい】TP-Link 中継器 「OneMesh」を使う時の注意点→「Wi-Fi電波の自動切り替え(ローミング)」

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<この記事で分かる事>

TP-Link中継器の使い方で質問が多い「OneMesh」(電波強度が強いWi-Fi電波への自動切換え(ローミング))をする時の注意点についてご説明しています。

Wi-Fi中継器購入の際は「自動切替え」のことまで普通は頭が回らない(気づかない)ないです。

買ってから実際に使い出すと「自動切り替えがある場合とない場合」の「使い勝手の良し悪し」に気づきます。

なので中継器を購入前の方には「事前の知識」として、購入済みの方には「対応可否あるいは次善の策」についてご説明します。

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Wi-Fi電波の自動切り替えとは?(ローミング/ハンドオーバー/メッシュWi-Fi)

まずWi-Fi中継器を使い始めて気づく「Wi-Fi電波の自動切り替え」の利用シーンをご説明します。

Wi-Fi電波の自動切り替えは他の言い回しでは「ローミング」や「ハンドオーバー」「メッシュWi-Fi」といった表現をする場合もあります。

ケータイ電話がわかり易いので例としてご説明します。

ケータイ電話もWi-Fiも無線を使った通信方式という意味では同じです。

ケータイはケータイの基地局から来ている電波を受信して通信(通話)します。

A地点でA基地局の電波をつかんでいてもB地点に移動するとB基地局の電波がだんだん強くなります。

この時、ケータイ電話と基地局は電波の強度をやり取りしA基地局よりもB基地局の電波が強くなった時点で「自動で基地局切り替え(ハンドオーバー)」をします。

これが途切れることなくケータイを利用できる仕組みです。

Wi-Fi中継器を導入すると家の中でまったく同じ状況が起こります。

1階リビングにWi-Fi親機(A基地局)があるとします。2階の寝室に移動する際、階段のところに設置してあるTplink中継器(B基地局)のWi-Fi電波のほうが強くなります。

この1階(A地点)から2階(B地点)へ移動した際に単なる中継器は、このWi-Fi自動切り替えをしません。

1階でスマホを使っていて1階のWi-Fi電波を掴んでいるとします。2階に移動したとき、1階のWi-Fi電波弱くても2階に届いている事が多いです。

単なる中継器は自動でWi-Fi電波を切り替えしないので、スマホはこの弱い1階のWi-電波を掴んだままとなってしまい、折角中継器を導入しても、中継器の電波を掴まない状態となってしまいます。

2階に上がってWi-Fiが遅いことに気づき、見ているYoutube等を1回止め「Wi-Fi接続を手動で切り替える」という「面倒くさい状況」が起こります。

(注)1階のWi-Fi電波が完全に届かない部屋であれば、通常は2階のWi-Fi電波に切り替わります。

スマホが自動でWi-Fiを掴む設定になっているかにもよりますが、Wi-Fiをオンにしていれば最近のスマホはほぼ自動で掴みに行きます。

次項でどうすればOneMesh(自動切り替え)が使えるのかをご説明します。

TP-link 中継器の「OneMesh」を使う条件

TP-link 中継器の「OneMesh」を使うには、条件を満たす必要があります。

この項では「TP-link Wi-Fi中継器」と「Wi-Fi親機」の電波強度が強いほうに自動でWi-Fi接続を切り替える条件についてご説明します。

まず「TP-link Wi-Fi中継器」は電波強度の強いWi-Fi電波に自動で切り替える機能を「持つ製品」「持たない製品」があります。

「TP-link」製品の自動切り替え機能は「OneMesh」という名称で提供されています。

その為、自動切り替え機能を使いたい場合は「OneMesh」に対応している「TP-link Wi-Fi中継器」を選ぶ必要があります。

「OneMesh」に対応している「TP-link Wi-Fi中継器」は次の項目「メッシュWi-Fi(自動切替え)を使いたい場合」に記載しています。

自分の「TP-link Wi-Fi中継器」が「OneMesh」に対応しているか分からない場合にご確認いただけます。

Tp-link Wi-Fi中継器で自動切替えをする条件

ただし「TP-link Wi-Fi中継器」が自動切り替え機能を持っていたとしても中継器単体では自動切り替えはできません

「TP-link Wi-Fi中継器」をつなぐ「Wi-Fiルーター(Wi-Fi親機)」も自動切り替え機能に対応している必要があります。

【条件1】
「TP-link Wi-Fi中継器」が「OneMesh」に対応していること

【条件2】
「Wi-Fiルーター(Wi-Fi親機)」も「OneMesh」に対応していること

OneMeshとは?

「OneMesh」とはTP-LINKが独自に採用している「メッシュWi-Fi(自動切り替えや最適な通信帯域の自動選択を行う)」の呼称(規格)です。

その為、自動切り替えを行うには「Wi-Fiルーター(Wi-Fi親機)」も「OneMesh」に対応したTP-LINK製品に統一する必要があります。

統一しないと「OneMesh=自動切替え」は使えませんので注意が必要です。

「OneMesh」メッシュWi-Fi(自動切替え)対応製品

前述したとおりWi-Fiルーターと中継器間のWi-Fi自動切替え(メッシュWi-Fi)機能ですが、Wi-Fiのような統一規格で運用されておらず各社独自仕様です。

【その1】まずは、お使いのTP-link中継器が「OneMesh」に対応しているか確認する

以下が「OneMesh」に対応している「中継器(全9機種)」です。

RE605X V1AX1800 Wi-Fi 6 中継器
RE505X V1AX1500 Wi-Fi 6 中継器
RE550 V1AC1900 メッシュWi-Fi 中継器
RE300 V1AC1200 メッシュWi-Fi 無線LAN中継器
RE305 V3AC1200 無線LAN中継器
RE230 V1AC750 Wi-Fi中継器
RE330 V1AC1200 メッシュWi-Fi中継器
RE450 V4AC1750 メッシュWi-Fi中継器
RE200 V4AC750 無線LAN中継器
※V1、V3、V4はバージョンです。製品に記載されています。

【その2】お使いのWi-Fiルーター(Wi-Fi親機)が「TP-link社製」で「OneMesh」に対応しているかを確認する

以下が「OneMesh」に対応している「TP-LinkのWi-Fiルーター(Wi-Fi親機)」です。

Archer AX73 V1AX5400 デュアルバンド ギガビット Wi-Fi 6ルーター
Archer AX4800 V1AX4800 デュアルバンド ギガビット Wi-Fi 6ルーター
Archer GX90 V1AX6600 トライバンドWi-Fi 6ゲーミングルーター
Archer AX90 V1AX6600 トライバンド Wi-Fi 6 ルーター
Archer AX20 V1AX1800 デュアルバンド Wi-Fi 6 ルーター
Archer AX11000 V1AX11000 次世代トライバンド ゲーミングルーター
Archer AX6000 V1AX6000 次世代 無線LANルーター
Archer C7 V5AC1750 デュアルバンド Wi-Fi ルーター
Archer A6 V2AC1200 MU-MIMO ギガビット 無線LANルーター
Archer C6 V2AC1200 MU-MIMO ギガビット 無線LANルーター 867Mbps+300Mbps
※V1、V2、V5はバージョンです。製品に記載されています。

「Wi-Fi中継器」「Wi-Fiルーター(Wi-Fi親機)」ともに「OneMesh」に対応している場合はメッシュWi-Fi(自動切替え)が使えます。

一階と二階を行き来しても、自動で強いWi-Fi電波に切替わります。

いちいち自分でWi-Fiの切り替えをしなくてよいのでとても便利です👍️❤️。

「TP-link OneMesh」使用時の注意事項

「OneMesh」を使ううえでの注意点が3つあります。

【1】
「TP-link中継器」の有線LANポートを使って接続する「ブリッジモード(アクセスポイントとしての利用)」の場合は「OneMesh」機能は働きませんのでご注意ください。

【2】
「Tp-link Wi-Fiルーター」も「アクセスポイントモード(ルーターが別途あってその配下でWi-Fi親機としての利用)」の場合は中継器と同様に「OneMesh」機能は働きませんのでご注意ください。

【3】
ルーターも中継器も「OneMesh」対応のファームウェアにバージョンアップしていること

「中継器」はWi-Fi接続で使う場合のほうが多いと思いますので、上記の注意点はクリアできる場合が多いです。

問題は「Wi-Fiルーター」です。

最近はインターネット回線事業者から専用のルーター(ホームゲートウェイ等とも呼ばれます)」が提供されている場合が多く、この場合は自前のルーターはルーター機能を止めて「アクセスポイントモード(ブリッジモード等とも呼ばれる)」での接続となり「Wi-Fi機能」だけを使う場合も増えてきています。

ルーターの接続構成が「アクセスポイントモード」になる場合は、折角「OneMesh」対応のルーターを買ってもメッシュWi-Fiにすることができません。

ご自身のルーターの接続構成が「アクセスポイントモード」になるのか?それとも「ルーターモード」で使えるのかを、契約している回線事業者あるいはISP(インターネットサービスプロバイダ)に確認してからルーターを購入することをおススメします。

※ご自身のルーターが「アクセスポイントモード」での接続になる場合でも「メッシュWi-Fi」が使える製品は後述しています。

NURO光は自分のルーターは「アクセスポイント(ブリッジ)モード」でしか繋げない問題発生!いやいやそれは困ります!という事で解決策に挑むお話し。

Wi-FiルーターがOneMeshに対応していない場合

<ご自身のルーターを「ルーターモード」で使用できる(OneMeshが使える)環境ではあるがWi-FiルーターがOneMeshに対応していない場合>

今ご利用のWi-Fiルーターが「TP-link社製ではない」「TP-Link社製でもOneMeshに対応していない」場合は、中継器だけ「OneMesh」対応にしても自動切替えにはなりません。

この場合、以下2つの選択肢いずれかを選択する事になります。

【1】メッシュWi-Fi(自動切り替え)は一旦諦める

でも、今後ルーターを切り替えた時に「メッシュWi-Fi」にすることを考慮して「OneMesh」機能のある中継器を買う

【2】メッシュWi-Fiにするためにルーターも買い換える

今利用しているWi-Fiルーターが「OneMesh」に対応していない場合、中継器と一緒にルーターも買い換え「メッシュWi-Fi」を構築する。

※前項の「OneMesh」を使ううえでの注意点がクリアできているか必ずご確認ください。

本当?の「メッシュWi-Fi」システムならアクセスポイントモードでも使える!

前述のとおり、ご利用の通信事業者が専用のルーター(ホームゲートウェイ等とも呼ばれる)を提供している場合、「アクセスポイントモード」での使用となりTp-LINKのルーターを購入しても結局「OneMesh」機能は使えません。

しかし、ここまでは「ルーター」と「中継器」の組み合わせでご説明してきましたので触れませんでしたが、TP-linkには「アクセスポイントモード」でも手軽に「メッシュWi-Fi」機能が使える製品があります

本当の(という言い方が正しいかは微妙ですが)メッシュWi-Fiは、「Wi-Fiルーター」と「Wi-Fiルーター」でシステム構成されているようなイメージになります。

Wi-Fi中継器は前述のとおりルーティング機能がないので、必ずルーターを介して通信を行いますが、「メッシュWi-Fi」システムはそれぞれがルーティングできるので「Wi-FI電波の延長」「自動切り替え」だけでなく「最適な通信経路の自動切り替え」「最適な帯域(2.4GHzと5GHz)の自動切り替え」を行ってくれて更にそれぞれがルーターの役割もこなしますので「ルーターの負荷分散」ができ「Wi-Fiが安定」します。

Wi-Fiの「SSID」も一つに統一されて、家中ひとつの巨大なWi-Fiネットワークが構築できます。

TP-linkでは「Decoシリーズ」がメッシュWi-Fiシステムの製品となります。以下の記事でご説明していますので興味のある方はご覧ください。

目次4.Tplink中継器「メッシュWi-Fiシステム(Decoシリーズ)」の機能をご覧ください。

メッシュWi-Fiを使わない場合、Wi-Fiルーターと中継器は同じメーカーを選んだほうが良いか?

Wi-Fi中継器はWi-Fiルーターとメーカーを合わせなくても殆どの場合は繋がります。※Wi-Fiの規格は合っている必要があります。

ただし機器の相性等を考えた場合、中継器はWi-Fiルーターと同じメーカーを選んだ方が安心ではあります。特にうまく繋がらない時のサポートを考えるとメーカーは同じほうが良いかもしれません。

ちなみに私は「バッファローのWi-Fiルーター」と「JCOMのHUMAXというWi-Fiルーター」にTP-LINKの中継器をつないでいますが、全く問題なくつながっていますので、メーカーの違いは、あまり心配し過ぎなくてもよいかと思います。🙂

この記事では「TP-link中継器」の「OneMesh」(自動切り替え)を使う時の注意点と、OneMeshが使えない場合はメッシュWi-Fiシステム「TP-Link Decoシリーズ」が次善の策になるという内容をご説明しました。

皆さんのお役に立つと幸いです。以上です♡

◆合わせて読みたい◆

メッシュWi-Fiの便利さを取るか?「手動切り替えになるが」中継器の安価なWi-Fi範囲を広げる方法をとるか悩むところです。

以下の記事でTP-Link製品のご紹介をしていますので、参考にされてください。

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