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【元プロ解説/格安SIM/1GB】1回線利用や家族利用等の利用シーン別最安ランキング!.

10_使う前に知っておく事
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主要な格安SIM23社の「1GBプラン」の料金が安い順番がわかるランキングです。

「家族で使った場合は?」「通信品質は?」など具体的な利用シーン別に解説していきます。

元プロ(元通信会社勤務)の筆者が、これまでの経験を基にポイントを絞って比較していますので、この記事を読んで頂ければ、皆さんが探している格安SIMサービスが見つかります!

1社1社料金プランを調べて比較するのは大変です。
すごく時間がかかります。
この記事を見て頂く事で、比較検討の時間を節約して頂けます。

それでは、早速ランキングに進みます。

この記事は、2022年9月8日時点の情報です。

金額表記は、特に注釈がない場合「税込」です。

<広告表記について>
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格安SIMのお役立ち情報をお伝えする為に、常時複数の通信契約やスマホの購入費用・WEBサーバー費用などが発生します。
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結論:総合1位は「NUROモバイル」

以下3つの観点から総合的に判断した第1位「NUROモバイル」となります。

NURO Mobile

1.「1回線の料金の安さ」
2.「家族利用での料金の安さ」
3.「通信品質の高さ」

以下が、3つの観点をポイント化して順位をつけた「総合ランキング表」になります。

順位サービス名ポイント特徴メリット/デメリット
1位NURO Mobile36◎単独利用
◎家族利用
 ◎1回線でも複数利用でもどちらも安い。
△データ追加は高め(1GB追加550円)。
◎余ったデータは翌月繰り越し。
〇データの分け合いはプレゼント形式。
◆少し余裕を持ったプランで
データ超過しない使い方が◎。
2位HISモバイル33◎単独利用
◎家族利用
◎1回線でも複数利用でもどちらも安い。
◎データ追加最安(1GB追加200円)。
×余ったデータは繰り越しなし。
×データの分け合いはなし。
◆小さめのプランを選んで
追加利用する使い方が◎。 
3位日本通信SIM33◎単独利用
△家族利用
◎1回線利用が安い。
◎データ追加に強い(1GB追加220円)。
×データが余っても繰り越しはなし。
×データの分け合いはない。
◆料金プランが少ないので、
データ量に合ったプランがある場合に、
単独で利用する使い方が◎。 
4位LinksMate29〇単独利用
〇家族利用 
〇1回線でも家族利用でも使えるが、
この10社の中では料金面だけみれば平均値。
△データ追加は高め(1GB追加550円)。
〇データの翌月繰り越しあり。
◎データの分け合いは家族でシェアできる。
◆通常料金比較では分からない、対象ゲームが
約90%データカウントフリーになるのが
メリットなので、ゲームを使う方に◎。 
5位IIJmio24 〇単独利用
△家族利用
〇1GB比較の場合では、1回線利用の方が得意。
△家族の複数回線利用はプランとデータ量が合うと〇。
◎データ追加に強い(1GB追加220円)。
×データが余っても繰り越しなし。
〇データの分け合いはできるが、
基本料金プランは回線毎に必要。
◆小さめのプランを選んで追加利用する使い方が◎。
6位イオンモバイル21 △単独利用
◎家族利用
〇家族の複数回線利用が強み。
△データ追加は高め(1GB追加528円)。
〇データの翌月繰り越しあり。
◎データの分け合いは家族でシェアできる。
◆SIMの追加料金が安いので、
家族3人以上でデータ量をシェアする使い方が◎。 
7位OCNモバイルONE20 〇単独利用
〇家族利用
〇通信品質
〇1回線でも家族利用でも使えるが、
この10社の中では料金面だけでみれば
平均より若干高い。
△データ追加は高め(1GB追加550円)。
〇データの翌月繰り越しあり。
◎データの分け合いは家族でシェアできる。
◆この10社の中では、通信品質が高いので、
質と価格の両面を求める使い方が◎。 
【格安SIM】1GB利用時の最安総合ランキング

格安SIMを選ぶ時のポイントは、以下3つです。

1.1回線で単独利用するかどうか
2.家族利用で複数回線利用するかどうか
3.通信品質を重視するかどうか

ここで、1つだけ番外編をお伝えします。

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高齢者がスマホを使えない問題は、以前から継続しています。

格安SIMは安くて良いですが、ショップのサポートが受けられないのも高齢者にはハードルが上がります。

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次項からは、総合ランキングの根拠となる「上記3つのポイント」に沿ってご説明していきます。

1回線利用の第1位は「日本通信SIM」

1GBのデータ量を1回線で利用する場合に「基本料金」だけみて比較した場合のランキング1位は「日本通信SIM」が最安です。

順位サービス名プラン名基本料金
1位日本通信SIM合理的シンプル290プラン
1GB
290
2位HISモバイル自由自在プラン290
1GBプラン
550
3位LinksMateプラン名なし
1GBプラン
737
4位OCNモバイルONE1GB/月コース770
5位NURO MobileバリュープラスVS
3GBプラン
792
6位IIJmioギガプラン
2GB
850
7位イオンモバイル音声プラン
1GBプラン
858
※金額は税込み
〈参考〉大手キャリアの1GB以下プラン

「ドコモ/au/ソフトバンク」2,178円

3社とも最大割引後で、同一料金となっています。

1位の日本通信SIMは大手キャリアと比較すると、月額▲1,888円で、驚異の86%OFFで使えます。

◆以下の23社の格安SIM系サービスを比較しています。

No.サービス名特徴など
1ahamoドコモのオンライン専用サービス
2povo2.0auのオンライン専用サービス
3LINEMOソフトバンクのオンライン専用サービス
4OCNモバイルONENTTグループの格安SIM
5TONEモバイル見守りやセキュリティに特化している格安SIM
6UQモバイルauサブブランドの格安SIM
7Y!mobileSoftBankサブブランドの格安SIM
8楽天モバイルキャリアだが、料金面では、格安SIMに近い
9IIJmioeSIMを日本で最初に提供開始した老舗、技術力に定評あり
10LinksMate対象ゲームは、約90%データカウントフリーが特徴
11NURO MobileSONYグループの格安SIM
12mineoeo光でお馴染みのオプテージが運営する格安SIM
13HISモバイル大手旅行会社HISが運営する格安SIM
14エキサイトモバイルインターネット情報サービスのエキサイトが運営
15日本通信日本で最初に格安SIMサービスを提供した会社
16y.u モバイルヤマダ電機とU-NEXTの合弁会社が運営する格安SIM
17イオンモバイルイオンリテールが運営する格安SIM
18QTモバイル九州電力グループのQTnetが運営する格安SIM
19BIGLOBEモバイルKDDIグループのBIGLOBEが運営する格安SIM
20donedoneBIGLOBEがBIGLOBEモバイルとは、別ブランドで運営
21LIBMOTOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM
22DTI SIM東京ドリームインターネットが運営する格安SIM
23J:COMモバイルKDDIグループのJCOMが運営する格安SIM
順不同

【1】23社の格安SIM系サービスを比較して、基本的には「料金の安い順」にランキングしています。

【2】「音声通話+SMS+データ通信」が使える料金プランでの比較です。

【3】数十円差で高くても、ユーザーメリットや特徴のあるサービスを提供している場合、似たようなサービスを並べるよりも特徴のあるサービスをランキングしている場合があります。

【4】料金の比較は、常時提供している料金プランで行っています。
キャンペーンで一時的に安い場合やセット割料金ではなく、いつ申込んでも掲載している料金で使える事、煩わしいセット割などの手続きは無しにシンプルに安くなる料金プランを前提に比較しています。

実際には、大きく間違ったランキングにならないように、大手キャリアサブブランド系のセット割は見比べています。
ただし、複数サービスにまたがるものやポイント還元によるおトク訴求など、複雑すぎるものはキリがないので除外しています。必要に応じて、個別にご確認をお願いいたします。

比較している23社中、最低のデータ容量は、3GB/月の所が多く、1GB/月の小容量プランを提供しているのは、上表でも5社しかありません。

「NUROモバイル3GB」「IIJmio2GB」ですが、他社の1GBプランより料金が安いので、ランキングに入れています。

1契約の基本料金だけをみて、ランキングすると上表の順位になりますが、オプションサービスやサービスの特徴も考慮して、以下3つのケースで比較していきます。

◆「1回線契約の料金の安さ」重視
◆「家族(複数)契約の安さ」重視
◆「通信品質」重視

1回線の比較と複数回線(家族利用など)での比較では、大きく順位が変わります。

格安スマホでは、「家族利用に適したサービス」と「単独利用に適したサービス」がありますので、用途に合わせて、比較しないと間違いますので、ご注意下さい。

「1回線契約の料金の安さ」重視

毎月、データ量が一定であれば、そのデータ量に収まる基本プランを選べば良いので簡単ですが、実際にはデータ使用量は変動します。

データ使用量が変化するケースで、最安プランを見ていきます。

データが超過した場合:第1位日本通信SIM

仮に2GB超過(追加)した場合の料金で安い順に並び変えてみます。
1GB+2GB=3GBになってしまった場合です。

順位元の順位サービス名プラン名基本料金データ追加後
合計3GB
追加データ料金
1位→1位日本通信SIM合理的シンプル290プラン
1GB
290円730円220円
2位↑5位NURO MobileバリュープラスVS
3GBプラン
792円792円550円
3位↓2位HISモバイル自由自在プラン290
1GBプラン
550円950円200円
4位↑6位IIJmioギガプラン
2GB
850円1070円220円
5位↓3位LinksMateプラン名なし
1GBプラン
737円1837円550円
(注1)
6位↓4位OCNモバイルONE1GB/月コース770円1870円550円
7位→7位イオンモバイル音声プラン
1GBプラン
858円1914円528円

日本通信SIMの1位は変わりませんが、青文字にしている2社は、ランクアップしているプランです。

NURO Mobileは、元のデータ量が3GBなので、データ追加無しで基本料金のままです。

IIJmioは、元のデータ量が2GBなので、1GBのみの追加です。

この2社は、日本通信SIMより若干高いですが、常時2GB or 3GB使えます。

データの使用量が一定でない方は、青文字2社のような

①少し余裕を持ったプランを選ぶ

②データ追加料金が安いプランを選ぶ

と、安く利用できます。

ご自身のデータ使用量を把握して、プランを選ぶようにしましょう。

<データ追加料金が安い会社>

「HISモバイル 200円/1GB」
「日本通信SIM 220円/1GB」
「IIJmio 220円/1GB」

データ使用量が変動する方は、「データ追加料金」もチェック項目にいれましょう!

データ容量超過して、速度制限をガマンするよりも、安い料金で追加できるプランなら、安心です。

データが余った場合:第1位NUROモバイル

今度は、データ使用量が少なかった場合、仮に0.5GBしか使わず、0.5GB余るケースで最安プランを比較します。

順位は、翌月使えるデータ量から算出したギガ単価の最安順です。

順位元の順位サービス名プラン名データ繰り越しGB単価
②/①
翌月のデータ量
基本料金
1位↑5位NURO MobileバリュープラスVS
3GBプラン
翌月まで
追加データは3ヵ月間有効
144円5.5GB792円
2位↑6位IIJmioギガプラン
2GB
翌月まで
追加データは繰り越しできない
243円3.5GB850円
3位↓1位日本通信SIM合理的シンプル290プラン
1GB
なし290円1GB290円
4位↓3位LinksMateプラン名なし
1GBプラン
翌月まで
追加データも翌月
491円1.5GB737円
5位↓4位OCNモバイルONE1GB/月コース翌月
追加データは3ヵ月間有効
513円1.5GB770円
6位↓2位HISモバイル自由自在プラン290
1GBプラン
なし550円1GB550円
7位→7位イオンモバイル音声プラン
1GBプラン
翌月まで572円1.5GB858円

青文字は、ランクアップしているプランです。

データが余るケースでは、「データ翌月繰り越し」ができるプランか、元々基本プランのデータ容量が大きいプランが有利になります。

ギガ単価でみると安くなるという意味です。

データの翌月繰り越しは、余ったデータを、翌月に使えばお得ですが、使わなければ料金面でのメリットはありません。

ただし、精神面では、ギガが増えて余裕が生まれるというメリットがあります。ギガを気にするストレスから解放されますね!

データの変動は、意図せず起こるものなので、データ繰り越しがあるプランを選んでおいた方が万一の際に安心です。

NURO Mobile

「家族(複数)契約の安さ」重視

この項目では、家族(複数契約)で使う時に、最もお得になる格安SIMはどこかを比較します。

単独利用と家族4人利用では、かなり順位が変わります。1回線利用の基本料金プランだけで見てしまうと間違います。

家族での利用は、「データの分け合い」ができるサービスを持っているかどうかがポイントになります。

家族二人の場合:第1位日本通信SIM

家族二人で使うか、一人で2回線利用の場合の最安ランキングになります。
1回線目1GB、2回線目5GB、合計6GB/月を使う場合で比較します。
2回線とも「音声SIM」利用としています。

順位元の順位サービス名プラン名1契約目1GB2契約目
5GB
合計分け合い
1位→1位日本通信SIM合理的シンプル290プラン290円/1GB1170円/1GB+追加4GB1460円データ分け合いはないので、1GBと1GB+追加4GBを別々に使う
2位→2位HISモバイル自由自在プラン290550円/1GB990円/7GB1540円データ分け合いはないので、1GBと7GBを別々に使う
3位↑5位NURO MobileバリュープラスVS792円/3GB792円/3GB1582円・パケットギフト
・パケットギフトは家族以外でもできるので、回線数の制限はなし
・回線毎に基本料金プランが必要
・家族の合計データ量分け合いではないので、プレゼントが必要
・バリュープラス同士でできる
4位↓3位LinksMateプラン名なし1342円/6GB462円/追加SIM1804円・容量シェア機能
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる
5位↑6位IIJmioギガプラン850円/2GB990円/4GB1840円・データシェア
・最大10回線でシェア可能
・回線毎に基本料金プランが必要
・合計データ量をシェアできる
・音声とeSIM間でもシェア可能
6位↓4位OCNモバイルONEプラン名なし1320円/6GB572円/追加SIM1892円・容量シェア
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる
7位→7位イオンモバイル音声プラン1738円/6GB220円/SIM追加1958円・シェアプラン
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる

1位2位は、データ分け合いのない「日本通信SIM」と「HISモバイル」となり、1回線利用の順位と変わりませんでした。

2社とも、比較的少ないデータ容量の「料金プランが安い」ので、データ分け合いしなくても良い場合は、お得です。
ご夫婦共働きで、お財布が別々の場合は、別支払いでも安く使えるのでおすすめです。

一方で、データの分け合いができないので、どちらか一方がデータが足りない状態になったら追加料金を払ってデータ追加するか、低速をガマンしないといけません。

家族でデータを分け合えるメリットは、分割損をなくし、追加データ料金を支払う可能性を減らせる事です。

後述の家族四人になると、「データの分け合い」が大幅に安くなります。

ここでも、皆さん(家族)のデータ使用量を把握してから、プランを比較しましょう。

上表にも記載していますが、データの分け合いには大きく2パターンありますのでご説明します。

【1】メイン回線だけに基本プランを選択し、それ以外の回線はメイン回線にSIMを追加して利用するパターン。これはメイン回線のデータ量を追加SIMもシェアして使います。追加SIMは、200円~500円/月・枚くらいです。
追加SIMは基本料金プランがなく、「SIM追加料」のみの支払いとなるので、回線数が多い場合に大変お安くなります。

【2】回線毎に基本料金プランの契約を行い、合計したデータ量をシェアする。もしくはプレゼントするパターン。

上記2パターンは、2回線くらいだとさほど変わりませんが、契約回線数が多くなると、【1】とはSIM追加料金の安さで、料金差がついてきます。

会社によって「追加できるSIMの数」が違います。合計5回線が多いので、6回線以上利用する場合は、「3位のNURO Mobile→回線数制限なし」か「8位のIIJmio→10回線まで」の2社が対象になります。

NURO Mobileは、家族だけでなく友達とも分け合えますが、プレゼントする処理が必要です。
また、「バリュープラス」というプラン同士でしかプレゼントできません。もう一つ「NEOプラン(20GB)」があり、NEOプランはNEOプラン同士でしかプレゼントできない仕様なので、ご注意ください。

家族三人の場合:第1位HISモバイル

HISモバイル

家族3人で、合計13GB(1GB/5GB/7GB)使う場合の料金プラン比較です。

順位元の順位サービス名プラン名1契約目
1GB
2契約目
5GB
3契約目
7GB
合計分け合い
1位↑2位HISモバイル自由自在プラン290
1GBプラン
550円/1GB990円/7GB990円/7GB2530円データ分け合いはないので、1GBと7GBを別々に使う
2位↑7位イオンモバイル音声プラン
1GBプラン
2288円/20GB220円/追加SIM220円/追加SIM2728円・シェアプラン
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる
3位↑5位NURO MobileバリュープラスVS
3GBプラン
792円/3GB990円/5GB990円/5GB2772円・パケットギフト
・パケットギフトは家族以外でもできるので、回線数の制限はなし
・回線毎に基本料金プランが必要
・家族の合計データ量分け合いではないので、プレゼントが必要
・バリュープラス同士でできる
4位↓1位日本通信SIM合理的シンプル290プラン
1GB
290円/1GB1170円/1GB+追加4GB1610円/6GB+1GB3070円データ分け合いはないので、1GBと1GB+追加4GBを別々に使う
5位↓3位LinksMateプラン名なし
1GBプラン
2310円/14GB462円/追加SIM462円/追加SIM3234円・容量シェア機能
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる
6位→6位IIJmioギガプラン
2GB
850円/2GB1500円/8GB990円/4GB3340円・データシェア
・最大10回線でシェア可能
・回線毎に基本料金プランが必要
・合計データ量をシェアできる
・音声とeSIM間でもシェア可能
7位↓4位OCNモバイルONE1GB/月コース1760円/10GB572円/追加SIM1320円/6GB3652円・容量シェア
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできるが、10GBでは足りないので、2回線シェア+1回線。

「HISモバイル」は、家族2人よりランクアップして1位になり、「日本通信SIM」は、4位にランクダウン。

「1位のHISモバイル」は、データの分け合いはありませんが、単独で使う基本料金プランが安いので、データシェアはしなくても良い場合は、最安です。

HISモバイルはどちらかというと、データをあまり使わない低容量プランを使う場合におススメです。

家族3人以上になってくると、「シェアプラン」を持っている「イオンモバイル」が、最下位から2位浮上しました。

追加SIMは、月額220円で持てるので家族分が凄く安くなります。

追加SIMといっても、普通に電話もSMSも使えます。データだけがメイン回線のデータ容量を一緒に使う事になります。

家族四人の場合:第1位イオンモバイル

家族4人で、合計20GB(1GB/5GB/7GB/7GB)使う場合の料金プラン比較です。

順位元の順位サービス名プラン名1契約目
1GB
2契約目
5GB
3契約目
7GB
4契約目
7GB
合計分け合い
1位↑7位イオンモバイル音声プラン
1GBプラン
2508円/20GB220円220円220円3168円・シェアプラン
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる
2位→2位HISモバイル自由自在プラン290
1GBプラン
550円/1GB990円/7GB990円/7GB990円/7GB3520円データ分け合いはないので、1GBと7GBを別々に使う
3位↑5位NURO MobileバリュープラスVS
3GBプラン
990円/5GB990円/5GB990円/5GB990円/5GB3960円・パケットギフト
・パケットギフトは家族以外でもできるので、回線数の制限はなし
・回線毎に基本料金プランが必要
・家族の合計データ量分け合いではないので、プレゼントが必要
・バリュープラス同士でできる
4位↓3位LinksMateプラン名なし
1GBプラン
2970円/20GB462円462円462円4356円・容量シェア機能
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできる
5位↑6位IIJmioギガプラン
2GB
850円/2GB850円/2GB990円/4GB1800円/15GB4490円・データシェア
・最大10回線でシェア可能
・回線毎に基本料金プランが必要
・合計データ量をシェアできる
・音声とeSIM間でもシェア可能
6位↓4位OCNモバイルONE1GB/月コース1760円/10GB572円1760円/10GB572円4664円・容量シェア
・追加SIM4枚まで合計5枚
・メイン契約にSIMを追加してシェアできるが、10GBでは足りないので、2回線シェア+1回線。
7位↓1位日本通信SIM合理的シンプル290プラン
1GB
290円/1GB1170円1GB+追加4GB1610円/6GB+追加1GB1610円/6GB+追加1GB4680円データ分け合いはないので、1GBと1GB+追加4GBを別々に使う

家族四人の利用の場合、順位は入れ替わりましたが、トップ3は同じ会社になりました。

1位になったのはイオンモバイルは、メイン回線にSIMを追加して使う仕様です。

追加SIM料金が、220円で最安の為、利用する回線数が多いと料金メリットがでます。

追加したSIMは、メイン回線のデータをシェアして使う事ができます。

データ使用量に多少の変化があっても、家族内で調整できれば、コストメリットを出す事ができます。

データが余った場合も、翌月繰り越しできます。

サービスの運営会社も、イオングループなので、安心感も大きくおすすめです。

「通信品質」重視:第1位LinksMate

この項目では、格安SIMのデータ通信の遅さが気になる方向けに、通信品質を比較してランキングします。

料金は安い方が良いけど、質と量のバランスを求める方は必見です。

順位元の順位サービス名平均ダウンロード速度平均アップロード速度合計5G有無
1位3位LinksMate70.7912.5183.3
2位4位OCNモバイルONE62.5811.7974.37
3位5位NURO Mobile59.1913.2672.45
4位7位イオンモバイル53.1112.1365.24
5位6位IIJmio50.5912.3462.93
6位1位日本通信SIM31.2510.0941.34×
7位2位HISモバイル22.8916.7639.65×
データ引用 みんなのネット回線速度 https://minsoku.net/

上表は、みんなのネット回線速度(通称みんそく)で計測された速度の上り下りを足した合計値で速い順に並べたものです。

全サービス下り20Mbps以上と、非常に良好(快適)な数値です。高品質動画をストレスなく見れる速度です。

日本全国で計測された3ヶ月平均なので、事実の数値ではありますが、あくまで参考値としてご覧下さい。

何故なら、一件づつの計測結果を見ると、2~3Mbpsしか出ていない場合も多くありますし、1Mbpsを切っている場合もあります。

格安SIMは、料金が安いのが最大の売りですが、通信品質(速度)は、時間と場所に相当影響されます。

もともと比較している23社は、利用するにあたって最低限許せる範囲で絞り込んでますが、電波で通信している以上、エリアや利用者の多さで異常に遅くなったりは起こりうります。

料金の高い大手3キャリアのように安定して使える保証は無いという点だけ頭に入れて、使われた方がよろしいかと思います。

ちなみに、1位の「LinksMate」は、ゲームをする方にかなり特化したサービス(対象ゲームのデータカウントフリー等)になっているので、通信品質にこだわる方が「ハイエンドスマホで計測している可能性が高い」=「速い結果が出やすい」と言えますが、「OCNモバイルONE」を抑えての1位は正直驚きました。

「OCNモバイルONE」は、NTTグループの格安SIMなのでブランド的には、今回比較している格安SIMの中では、安定感は一番あると思って頂いてよいです。

3位の「NURO Mobile」は、今回使っている低容量の「バリュープラン」とは別に20GB使える「NEOプラン」があります。

「NEOプラン」は、格安SIMの中では珍しく通信品質を売りにしています。速度保証はしていませんが、通勤のラッシュアワーや昼休みでも速度が落ちないと公式ページに記載があります。

「みんそく」の測定結果には、この「NEOプラン」が含まれていると想定されますので、他社よりも平均速度が速くなっている可能性があります。

本記事でご紹介している「バリュープラン」は料金重視のプランのため、高品質はうたっていません。その点はご認識のうえご検討ください。

いずれにしても高品質と記載したサービスでも、使う「エリア」や「時間帯」「場所」で良し悪しが変わります。その点はご了承下さい。

乗り換え時の注意点

格安SIMやキャリア系オンラインブランドは、料金が安くなる点は魅力ですが、使えなくなるサービスもありますので、以下でご紹介します。

■キャリアメールが使えなくなる。

金融機関や学校との連絡先に使っている場合は、Gメール等のフリーメールアドレスに変更の手続きをしましょう。

私はGメールを愛用しています。

GメールはGoogleが提供しているフリーメールサービスです。
15GBの容量を無料で使えて、スマホやPCどちらでも同じ画面で見る事ができるので、とても便利です。

キャリアメールアドレスを継続して使いたい場合は「キャリアメール持ち運びサービス」があります。

有料(330円/月)ですが、格安SIMに乗り換えてもキャリアメールを変えずにそのまま使えます。

乗り換え(解約)をした後に、約1ヵ月以内に手続きが必要です。

メールソフトの設定が必要だったりしますので、事前にキャリアの公式サイトで確認しておいた方が良いでしょう。

■ショップでのサポートが受けられなくなる

格安SIMや大手キャリアオンラインブランドは、基本的に手続きや設定は自分で行う必要があります。

不具合が起こった時に、ショップに行って解決してもらう事はできませんので、設定やトラブル対応が苦手な方は、ショップでサポートを受けられる「UQモバイル」か「ワイモバイル」をおススメします。

■スマホが対応していない場合がある

周波数について

これは、各社使っている周波数が違う事が要因です。
電波が来ていても、スマホがその周波数に対応していなければ、電波を掴む事はできませんので、通信ができません。

iPhoneはiPhone 6s以降であれば、ほぼどの格安SIMも対応している場合が多いです。

これはiPhoneが、日本の通信事業者が使う周波数にひろく対応している為です。

一方でandroidスマホは、機種によって対応している周波数が異なります。
同じメーカー・機種でも、販売しているキャリアで使える周波数が異なるケースも多いので、注意が必要です。

格安SIMが使っている(借りている)回線と同じ、通信キャリアから購入したスマホであれば、iPhoneでもandroidスマホでも、周波数の確認は必要ありません。

今回の総合ランキングの格安SIMが使っている通信キャリアは以下になります。

サービス名通信回線
HISモバイルドコモ
日本通信SIMドコモ
NURO Mobileドコモ/au/ソフトバンク
エキサイトモバイルドコモ/au
IIJmioドコモ/au
LinksMateドコモ
OCNモバイルONEドコモ
イオンモバイルドコモ/au
LIBMO(リブモ)ドコモ
LINEMOソフトバンク
格安SIMが使っている通信キャリア(順不動)

この対応周波数については、乗り換えを検討している格安SIMの公式ページに動作確認端末が掲載されていますので、乗り換え前に必ず確認する事をおすすめします。

SIMロック解除について

SIMロック解除も、現時点では必要な事が多いので、今自分が契約している通信事業者にSIMロック解除が可能か確認しましょう。

大手通信キャリアは、殆どがオンラインの契約者ページでSIMロック解除が可能です。

各社SIMロック解除ができる条件が違いますので、今契約している会社の公式サイトで調べて、SIMロック解除が可能か確認しましょう。

ちなみに、もともとSIMフリー端末を購入している場合や楽天モバイルで購入したスマホは、当初からSIMフリーで販売していますので、確認の必要はありません。

以下の記事で、スマホの周波数確認方法を説明しています。「HISモバイル」の記事ですが、別の格安SIMでも参考にして頂けます。

まとめ

格安SIMサービスを利用シーンで分けて、以下3パターンで比較しました。
【1】単独利用(1回線利用)
【2】家族利用(複数回線利用)
【3】通信品質(速度)

最初に記載した「総合ランキング表」を再掲します。
3つの観点で比較した順位をポイント化して、「ランキング」したものになります。

順位サービス名ポイント特徴メリット/デメリット
1位NURO Mobile36◎単独利用
◎家族利用
 ◎1回線でも、複数利用でも、どちらも安い。
△データ追加は高め(1GB追加550円)。
◎余ったデータは翌月繰り越し。
〇データの分け合いはプレゼント形式。
◆少し余裕を持ったプランでデータ超過しない使い方が◎。
2位HISモバイル33◎単独利用
◎家族利用
◎1回線でも、複数利用でも、どちらも安い。
◎データ追加最安(1GB追加200円)。
×余ったデータは繰り越しなし。
×データの分け合いはなし。
◆小さめのプランを選んで追加利用する使い方が◎。 
3位日本通信SIM33◎単独利用
△家族利用
◎1回線利用が安い。
◎データ追加に強い(1GB追加220円)。
×データが余っても繰り越しはなし。
×データの分け合いはない。
◆料金プランが少ないので、データ量に合ったプランがある場合に、単独で利用する使い方が◎。 
4位LinksMate29〇単独利用
〇家族利用 
〇1回線でも家族利用でも使えるが、この10社の中では料金面だけみれば平均値。
△データ追加は高め(1GB追加550円)。
〇データの翌月繰り越しあり。
◎データの分け合いは家族でシェアできる。
◆LinksMateは、通常料金比較では分からない、対象ゲームが約90%データカウントフリーになるのがメリットなので、ゲームを使う方に◎。 
5位IIJmio24 〇単独利用
△家族利用
〇1GB比較の場合では、1回線利用の方が得意。
△家族の複数回線利用はプランとデータ量が合うと〇。
◎データ追加に強い(1GB追加220円)。
×データが余っても繰り越しなし。
〇データの分け合いはできるが、基本料金プランは回線毎に必要。
◆小さめのプランを選んで追加利用する使い方が◎。
6位イオンモバイル21 △単独利用
◎家族利用
〇家族の複数回線利用が強み。
△データ追加は高め(1GB追加528円)。
〇データの翌月繰り越しあり。
◎データの分け合いは家族でシェアできる。
◆SIMの追加料金が安いので、家族3人以上でデータ量をシェアする使い方が◎。 
7位OCNモバイルONE20 〇単独利用
〇家族利用
〇通信品質
〇1回線でも家族利用でも使えるが、この10社の中では料金面だけでみれば平均より若干高い。
△データ追加は高め(1GB追加550円)。
〇データの翌月繰り越しあり。
◎データの分け合いは家族でシェアできる。
◆この10社の中では、通信品質が高いので、質と価格の両面を求める使い方が◎。 

総合ランキング第1位「NURO Mobile」

NURO Mobile

これは、「1回線利用」「複数回線(家族)利用」「通信品質」の、どれでも上位に入った為です。

NURO Mobileは、1回線利用の料金は最安ではありませんが、通信品質も高いので、「質」と「料金」のバランスを兼ね備えた格安SIMサービスです。

また、「データの分け合い」は「ギフト方式」で、ひと手間かかりますが、家族利用でコスト重視であれば、データを無駄なく使えるのでおススメです。

皆さんの利用シーンでは、どの格安SIMサービスがあっているのか、判断のお役に立つと嬉しいです。

ランクインしている10社は、料金だけでなくサービス内容も格安SIMの中では、充実しているものが多いので、自信を持っておすすめできます。

ただし、音声通話など全てのサービス説明は書ききれていませんので、まずはこの記事で「ベースとなる料金の安さ」を把握して頂けたらと思います。

そのうえで、使いたい格安SIMを絞り込んでから、サービス詳細は各社のサイトを参考にして頂けると幸いです。

総合ランキング7社のサービス詳細は以下のバナーからご覧いただけます。
興味をもったサービスは、是非Checkしてみてください。

<総合ランク1位>■NURO Mobile 

NURO Mobile

<総合ランク2位>■HISモバイル 

HISモバイル

<総合ランク5位>■IIJmio 

IIJmio(みおふぉん)

〈合わせて読みたい〉

1つ上の3GBプランをランキングしている記事です。

一般的には、少し余裕を持ったプランを使ったほうが、データ追加するよりも安くなる事が多いです。

ギガ単価がやすいので。

前述のスマホの周波数確認方法の記事です。

この記事は以上です。

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